グルメ アーカイブ

千利休が愛した伝統の味『本家小嶋』

大阪では珍しいチンチン電車の路線上の駅、「宿院」。
その周辺に建ち並ぶいくつもの菓子屋を横目に、
大通りから離れ、車の音が落ち着いてくる頃に、渋みのあるのれんが目に止まります。
そこが、今回ご紹介させていただきます芥子餅の元祖、『本家小嶋』です。



▲『芥子餅』ののれんを掲げることができるのは、本家であるこの店だけ


貿易都市ならではの発想が
芥子餅を誕生させた


江戸時代、大阪は貿易都市として発展し、
東西南北の品が集まることから『天下の台所』と呼ばれていました。


その中でも、海に面していた堺の果たした役割は大きく、
国内のみならず国外の品も取り扱われ、独自の食文化が築き上げられていったと言います。
堺の名菓のひとつ、芥子餅が生まれた背景も、こうした貿易文化が背景にあります。
元を正すと、芥子は堺の特産物というわけではなく、
貿易で取引される海外の品だったそうです。


輸入品である芥子を伝統ある和菓子の世界に取り入れようという試みは、
東西南北の文化が行き交う堺ならではの発想だったのかもしれません。


そんな芥子餅の草案者である菓子屋吉右衛門さんが開業されたのは、
室町時代の天文元年(1532年)のこと。450年以上の歴史を積み重ね、
今もなお伝統の味は受け継がれています。



▲20代目小嶋吉右衛門さん。芥子餅の歴史について気さくにお話していただけました


茶道の神が認めた名菓は
470年の時を超えるベストセラーに


『本家小嶋』が作り出した芥子餅は、豊臣時代になって千利休の目に止まり、
高い評価を受けたそうです。
以来、茶菓として、芥子餅は大名や茶人に重用されてきました。


現在の品揃えは、厳選された5品目。その中でも、
予約を取らなければ買えないものもあります。
もちろん、どのお品も絶品の一言。柔らかい口当たりと、
もっちりとした食感が舌を喜ばせます。この独特の味は一子相伝で受け継がれており、
現在では20代目の小嶋吉右衛門さんがこの伝統を守り続けています。



▲代表的な品の『芥子餅』と『泰平餅』。遠火であぶればより香ばしくなるそうです


今でもお客さんに多いのは茶道の先生だそうですが、
昔ながらの馴染みの方もたびたび訪れるそうです。しかも中には、
江戸時代に発行された商品券を持ってくる方まで......。


旧家の押入れの奥で見つかったそうですが、
なんとその商品券、期限の明記がないこともあって有効だそうです。
お茶うけに最適な芥子餅、お近くまでお越しの際は、ぜひお立ち寄りを。
案外、皆様のご実家の押入れにも商品券があるかもしれません。


本家小嶋
住所:大阪府堺市堺区大町西1-2-21
電話:072-232-1876
営業時間:9:00~18:00(売切れ次第閉店)
定休日:月曜日

旬の味をふんわりジェラートで『Gelateria Bar La Dolce Vita』

風から熱気が消えて、ずいぶんと過ごしやすくなってきた今日このごろ。
いつもの散歩も、もう少し遠くまで歩いていけそうな季節ですね。
今回ご紹介するのは、そんな散歩の行き先にぴったりなお店です。


JR中百舌鳥駅から徒歩で約10分。
緑生い茂る大山公園と仁徳天皇陵のあいだを通り抜けると、
『Gelateria Bar La Dolce Vita』が見えてきます。


▲軒先のさわやかなブルーが目を引きます


産地直送の自然食材が
フレッシュな口当たりを提供


この店の特色は、素材の風味や香りを引き出し、体に優しい天然の無添加ジェラート。
フレーバーのラインナップは毎日変わり、近郊の農家から仕入れた旬のフルーツも取り入れて、
毎日食べても飽きない工夫が凝らされています。


人気メニューの『スペチオーレ(677円)』は贅沢な7段重ね。
ディスプレイに並んでいる味を一度に楽しむことできます。


▲写真はスペチオーレ。秋のフレーバーには紫イモが追加されるそうです


ジェラートの甘味を楽しんだ後は、
店長おすすめの本格エスプレッソが程よい苦味を提供してくれます。
そのほかにカプチーノやもカフェラテなど、
仕上げの一杯もお好みに応じて用意してくれます。


ちなみに、店名の『La Dolce Vita(ラドルチェヴィータ)』は
イタリア語で「甘い生活」という意味だそうです。


気軽に入って交流を楽しむ
イタリアンバールがコンセプト


店長の高塚さんは、店の横で営業されているピッツァ食堂の出身。


南イタリアのピッツアを提供する中で、
「イタリア料理の楽しさをもっと知ってもらうために、
もうひとつの魅力であるジェラートもお客さんに楽しんでもらいたい」


と考えたのが、このお店ができたきっかけだったそうです。

店名の最初に書かれている『Gelateria Bar』の『Bar』は、
バーではなくバールと読みます。イタリアのバールは飲み屋のバーとは違い、
朝昼夜かかわらず人が集まる、身近な社交場だそうです。


▲壁面にはアーティストの作品のほか、焼き菓子やジュースの販売物も


そんな店名の通り、バールの壁にはさまざまな作品が並び、
ちょっとした発表の場になっています。
3階には無料の貸しギャラリーもあり、
アーティストたちとの交流の場にもなっているそうです。


そのほか、バールには欠かせないバンコ(カウンター)に設置された本棚は、
もともと高塚さん所有の本だけだったものが、
お客さんとの貸し借りでバラエティ豊かな品揃えに。
こうしたところからも、このお店のにぎやかな雰囲気がにじみ出ています。


ジェラートと言えば夏を連想しがちですが、
美味しくて低カロリーの無添加ジェラートは、一年を通じて楽しめる一品です。
秋の風に吹かれながら、ひと口いかがでしょうか。


Gelateria Bar La Dolce Vita(ジェラッテリアバール ラドルチェヴィータ)
住所:大阪府堺市堺区大仙中町8-1
電話:072-339-4008
営業時間:11:00~20:00
定休日:水曜日

石窯で焼く本格派ナポリピッツァ『PIZZA食堂 WINGTIP』

心地よい秋風を感じながら、JR阪和線百舌鳥駅から御陵通を西へ。
以前訪れた『La Dolce Vita』の少し手前、交差点の角に
『PIZZA食堂 WINGTIP(ウイングチップ)』はあります。
ポップな手書き看板やテントが印象的で、思わず気になってしまいます。

▲ピッツァ食堂は気楽に訪れてピザとワインとおしゃべりを楽しむところ


"ピッツァ"食堂と呼ぶのは
ナポリ伝統の味をリスペクトしているから

店内に入ってまず目を惹くのが、このお店の特徴でもある石窯。
カラフルなタイルで装飾されており、
一瞬、石窯とはわからないかもしれませんが、
遠赤外線の力でピッツァもお肉もおいしく焼ける、同店の秘密兵器です。

店長の首田尾さんは元々ここで喫茶店を経営していました。
ある日お客さんと「本物のピザとは?」という話になり、
そのことがずっと頭の片隅にあったそうです。

いつしかピザの研究を進めるようになった首田尾さんは
発祥の地ナポリのピザにたどり着き、
伝統的な製法のピッツァを石窯で焼いて出すお店を開くに至りました。

▲石窯は生き物。毎日火を入れていないと湿気が溜まってうまく焼けません

こだわりは石窯だけではありません。
ピッツァ生地は小麦・酵母・塩・水のみから作り、
余計な添加物は無し。小麦やチーズはイタリア産のものを使い、
ピッツァもジェラートも商品は全て手づくりです。

外はカリッ、中はモチッとした同店のナポリ式ピッツァ。
店を訪れたイタリア人も「これはイタリアでも通用するレベルだ」と上々の評判です。


ナポリピッツァは生地のおいしさが命
耳の部分を残すのはもったいない

ナポリを含む南イタリアでは、素材を生かすためにシンプルな料理が好まれます。
同店おすすめのメニューは、最もシンプルなピッツァである
『マルゲリータ(1,050円)』と『マルゲリータ・スペチオーレ(1,680円)』。
後者は水牛の乳から作った"本来のモッツァレラチーズ"が使われています。

具材はトマト・チーズ・バジルのみ。赤・黄・緑のコントラストが見た目にもおいしい一品です。

▲400~500℃で1分半、が"外カリッ、中モチッ"の秘訣

口にすると、本当にそれぞれの素材の味がします。
小麦、オリーブオイル、バジル、コショウ......。
生地がおいしいこと、食べ飽きない味であることも印象的でした。

ところで、おいしいピッツァの寿命はとても短いんだそうです。
だからピッツァが運ばれてきたら、
写真やおしゃべりは控えて熱いうちに食べきるのがコツなのだとか。
ナイフとフォークを使い、少しずつカットして食べると良いそうです。

『伝統的なナポリ風ピッツァを楽しみたい』
という人のためにピッツァを焼いている」と語る首田尾さん。
ちょっとピッツァ観が変わったかもしれない、そんなお昼でした。
ディナーに来てワインと一緒に味わうのも良さそうです。


PIZZA食堂 WINGTIP(ピッツァ食堂 ウイングチップ)
住所:堺市堺区大仙中町8-2
電話:072-245-7735
営業時間:11:30~(L.O.14:00)/17:00~(L.O.22:00)
定休日:月曜日(祝日時は翌火曜日)

みんなで分け合えば何倍もおいしい『Filo Rosso』

「イタリアンを家族や友達どうしでワイワイ食べたいな」と思ったとき、
真っ先に候補にあげたいお店のひとつがこの『Filo Rosso(フィーロロッソ)』


地下鉄御堂筋線なかもず駅から徒歩5分ほどの所にあります。
店名の『Filo Rosso』とはイタリア語で"赤い糸"。
お客さんとお店の関係を大切にしていこうという想いを"赤い糸"のイメージに託したそうです。

▲地中海をイメージさせる店頭風景


見た目・味・ボリューム
三拍子揃ったお得な料理


小さな交差点の一角にある、入り口の赤い日よけテントが目印です。
店内外には観葉植物や木製品が多く使用された、お洒落な雰囲気。


とはいっても、同店は気取らないカジュアルイタリアンなので、
お客さんは気軽に訪れてワイワイおしゃべりに花を咲かせています。
地元の主婦の方やお子様連れのご家族が多いそうです。


注文の品が運ばれてきて驚くのは、凝った盛り付け、そして何といってもそのボリュームでしょう。
アラカルトでもお腹いっぱいになってしまいそうな量です。


これは、本場イタリアのスタイルでボリューム多めに盛り付けているのだとか。
グループでワイワイやりながら分け合って食べるのを想定しているそうです。


▲シェアして食べたい『仔羊のロースト マルサラとキノコのソース(2,400円)』


仲良しグループでプリフィクスコース
あれもこれも全部食べてしまおう


アラカルトやランチ(880円~)も良いですが、やはり押さえておきたいのが、
一番のウリでもある『プリフィクスコース(2,600円~)』。


通常、プリフィクスコースといえばメインを2~3種類から選ぶだけです。
しかし同店では前菜・パスタ・デザートなどの各項目について、
なんと5種類以上から選べてしまいます。


もちろん季節に応じてメニューが入れ替わるので、
毎日通っても飽きることのないおもてなしが提供されます。


「全員が違うメニューを選んでシェアするといろいろなメニューが楽しめてお得ですよ」と、
スタッフもおすすめのプリフィクスコース。
家族や友達と一緒のとき、一度は頼んでみたいコースです。


▲バリエーション豊かなプリフィクスコース


お手軽なパーティプラン(3,600円~)、仲間内で盛り上がれるVIPルームも用意されている当店。
忘年会や新年会の多いこれからの季節、集合場所として一考してみるのはいかがでしょうか?


Filo Rosso(フィーロロッソ)
住所:堺市北区百舌鳥梅町3-9-9
電話:072-258-8866
営業時間:11:30~14:30/17:00~22:30(L.O.21:30)
定休日:月曜日(祝日時は翌火曜日)

マイスター手づくりの和菓子『御菓子処 おかよし 味匠庵』

この道50年のマイスターがいると聞き、
香ヶ丘商店街の一角にある『御菓子処 おかよし』を訪れてみました。
南海高野線浅香山駅から5分ほどの場所にあります。


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▲小豆色のテント屋根と看板が目印です


お店に入ると、ちょうどご主人にお会いすることができました。
同店の創業者であり、"堺市ものづくりマイスター"の肩書きを持つ岡田尚彦さんです。

"堺市ものづくりマイスター"は、刃物など堺が誇る"ものづくり"において
卓越した技能をもつ方に認定されるもので、
和菓子の分野では岡田さんを含めて2人しかいないそうです。


その日・その素材にとって最適な塩梅で
配合・焼き具合を調節して餡や皮を作る


岡田さんは戦後、和菓子屋で修行に励み、夢だった自分の店を開店。
堺には数百年続く老舗も少なくないですが、
それらの店と肩を並べられる味と評判を一代で築いてこられました。


お客さんはほとんどが地元の方で、気さくなご主人と日常会話をしていかれる方が多いです。
一日おきに買いに来るようなお得意さんもいらっしゃるとのこと。


商品は土地柄、お茶請けが中心で、すべて手づくりというのがこだわり。
「材料の品質も一定ではない」から、自らの手と勘による微調整が必要なのだそうです。


たしかに、同じ小豆にしても産地や年度によって状態は違いますよね。
その日の気温や湿度によっても、やはり最適な配合や焼き具合は異なるのでしょう。
「理想は一品だけしか売っていない店」と語る岡田さん。
他の商品を置いていなくても成り立つような究極の和菓子を求め、日々研究に余念がないようです。

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▲『堺からの旅立ち』は姫路菓子博で厚生労働大臣賞を受賞したそう

素材の食感と味を生かした看板商品
珍しい"りんご餡"入りの商品もお試しあれ


「究極の一品にはまだまだ程遠いですけどね」と謙遜しながら勧めてくれたのが、
おかよしの代表的な2品、『栗三笠』(145円)と『堺からの旅立ち(つぶ餡・りんご餡)』(各165円)です。帰宅後、お茶と一緒に楽しみました。


『栗三笠』はその名のとおり、今が旬の栗が入ったどら焼きです。
さっぱりした甘さで、口当たりの皮の味が絶妙。
中味も、栗や大納言のしっとりとした食感がおいしかったです。
『堺からの旅立ち』は、玉子・小麦粉ベースの皮を2つ折にして餡を挟んだもの。

"つぶ餡"味の餡はどら焼きの餡とはまた違った味で、お茶の引き立ちそうな濃い甘さでした。
"りんご餡"味のほうは、りんごのショリショリした歯触りが良いアクセントになっています。
最初のうちは白手亡豆(白インゲン)の味が勝っていて、
後からリンゴのさっぱりした風味が追いかけてくる感じが新鮮でした。

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▲飽きない菓子の追究がファンづくりにつながるようです


お店は、息子さんが2代目を継がれたとのこと。
このお店も将来"堺の老舗和菓子店"のひとつとして数えられるようになるのでしょう。


御菓子処 おかよし 味匠庵(みしょうあん) 香ケ丘本店
住所:堺市堺区香ケ丘町1-14-13
電話:072-229-6518
営業時間:9:00~19:30
定休日:火曜日、1/1・2


作りたてケーキでほっと一息『Patisserie Cafe Risa Risa』

地下鉄新金岡駅から大泉緑地に向かう途中の道で、素敵なカフェを発見。
ちょっと一息していくことにしました。


白基調の壁とガラスの多用されたキレイな外観で、
お店の名前は『Patisserie Cafe Risa Risa(パティスリーカフェ・リサリサ)』
オーナーの娘さんにちなんで命名されたそうです。

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▲10月にリニューアルオープンしたばかりのお店


できたての上品なクリームやプリンの甘さと
新鮮フルーツの天然の甘酸っぱさが競演


お店を入ると、正面左にショーケースがあり、ケーキなどの洋菓子がズラリと並んでいます。
さらにその奥には工房があり、オーナーシェフの柴田さんがケーキを焼いている様子も見られます。
「どれにしようかな......」と考えながら見ていると、お店の人が注文を聞きに来てくれました。


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▲厳選素材や旬の素材を使っているのもおいしさの秘訣


今回選んだのは、『プリンアラモード』(378円)。店内で頂けるスペースもあるそうなので、
せっかくですから食べていくことにしました。


同店得意のシフォン生地の上にバニラプリンがドンと乗って、
さらにその周りを季節のフルーツが彩ったボリュームたっぷりの一品です。
この日はナシや柿など旬のフルーツ6種類が焼プリンを囲んでいました。
しっかりとしたプリンと、ジューシーなフルーツ。季節のフルーツが総出演で大満足でした。


素材の質・安全さや味はもちろん、
お手ごろ価格にもこだわった商品


ところで、同店の看板商品はロールケーキなのだそうです。
軽くて口どけの良いシフォン生地にフルーツの乗った『シフォンロール』(1,050円)と、
ハチミツのまぜ込まれたしっとりかつフワフワ生地の『しんかなロール』(1,050円)があり、
甲乙つけがたいところです。


これらのケーキや焼き菓子はすべてシェフの手づくりです。
「安全でおいしいお菓子を、お求めになりやすいお値段で提供したい」と
語るホテル出身のオーナーシェフ・柴田さん。


商品はお店のすぐ隣にある工房で作られていて、
作っている姿を見ながら商品を選ぶことができます。
完成した商品はすぐに店頭に並べられます。
そのため防腐剤は入っておらずとってもヘルシー。
また防腐剤以外にも「余分なものは入れない」そうです。


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▲地元の女性中心に支持されて9年になるそうです


ちなみに、水・木・金曜日はランチも提供されているとのこと(11:30~14:30)。
今度はお昼時に来て、ランチ+デザートを楽しみに来ようと思いました。


Patisserie Cafe Risa Risa(パティスリーカフェ リサリサ)
住所:堺市北区新金岡町5-4-107-1
電話:072-254-7034
営業時間:9:00~20:00
定休日:火曜日

趣ある空間で上質のウナギを 『う玄武』

ウナギといえば「土用の丑の日」で夏のイメージが強いですが、実は冬場がいちばんおいしいのだそうです。

秋から冬にかけては脂がのっていてコクもあり、知られざるウナギのベストシーズンなのだとか。
そんなことを聞いてウナギを食べたいなと思っていたところ、
宿院交差点の少し南に、良い雰囲気のウナギ屋さん『う玄武』を見つけました。

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▲木の板に彫られたウナギと天井の鮮やかなブルーの月が目に飛び込む


洒落たインテリア
お座敷で月を肴に食事はいかが?


最寄り駅は路面電車の『寺地町』駅。南海線の『堺』駅からでも徒歩15分ほどの距離です。
大きく“鰻”と書かれた看板が目立つ、和風の外観。入り口の扉を開けると、山の端にかかった青い三日月が出迎えてくれます。

店の中には、利休時代の茶室を模したお座敷“おもかげ”があります。店内なのにさらに家があって不思議な感じ…。実はこれ、茶室から庭の方を望み、月見をしながら食事するイメージなのだそうです。こんな素敵な雰囲気の中で食べれば、おいしいものもさらにおいしく感じますね。なお、“庭”部分にはテーブル席があります。

また、同店は調度品も凝っています。手水鉢や能書家による看板、火鉢を思わせる灰皿もありました。

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▲内装へのこだわりから、味へのこだわりも想像できる


知られざる名産地、三河のウナギ
丼とお茶漬けで2度楽しむ贅沢


今回選んだお料理は『おひつむし』(2,000円)です。
ウナギの乗ったご飯がおひつに入ったもので、お茶、薬味、香の物、だし巻きが付いてきます。
最初はうな丼として、後半はお茶漬けにしていただくものだそうで、
2つの味が楽しめるお得なメニュー。
脂ののったウナギはほどよい香ばしさととろけるような柔らかさが特長で、
秘伝のタレとのハーモニーも絶妙でした。

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▲秘伝の調理法でウナギが苦手な方でも食べられるという同店のウナギ料理

お店の秋田さんによると、同店のこだわりは上質の三河産ウナギを関西風の地焼きで焼き上げること。良いウナギといえば浜名湖のものかと思ってしまいますが、プロの間では三河産のものも有名で、味・質ともに高い評価を得ているのだそうです。

味も雰囲気も抜群の同店。思わず家族や友人に紹介したくなってしまいました。

う玄武(うげんぶ)
住所:堺市堺区寺地町東1-1-32
電話:072-229-3147
営業時間:11:00~14:00、17:00~21:00
定休日:水曜日

熱い思いが隠し味 『パティスリーチェルモ KANAOKA KITCHEN』

友達から「おいしいよ」と聞いていて、前から「行きたいな」と思っていた
フランス菓子のお店『パティスリーチェルモ KANAOKA KITCHEN』に行ってきました。

この店は1948年から続く、洋菓子店としてはかなりの老舗。
JR阪和線堺市駅から東に少し歩いた、警察学校前にあります。

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▲店名の由来は熱帯魚の“チェルモ”とアンデス原産のフルーツ“チェリモヤ”だそう


牛乳本来の甘さが楽しめる
シンプルでふわふわのロールケーキ


『パティスリーチェルモ』は堺市、松原市、大阪市に計4店舗ありますが、
店内に商品を作るスペースが併設されているのは『KANAOKA KITCHEN』だけ。
お店に入ると、ちょうど奥でロールケーキが作られている真っ最中でした。
同店の純生ロールケーキ『ルレット』(1,050円)は“シェフのおすすめ商品”ということもあり、
できたてのルレットをいただいて帰ることに。

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▲ペロッと1本いってしまいそうになる軽さ&おいしさ

このケーキ、持った感じがかなりフワフワで柔らかかったのですが、
食感もふわっと軽くて印象的でした。
生地が白いクリームの周りを包んだシンプルな作りで、味はあっさりしています。

生地は卵のきいたほどよい甘さ。クリームは“ミルク”感が強く主張する独特の味でした。
他店ではまだほとんど使われていない、
牛乳本来のあじわいと甘さが生きたフレッシュクリームを使用しているとのことでしたが、
砂糖に頼らないその甘みはちょっとクセになりそうです。


固い信念とやり通す力
3代目オーナーの圧倒的な強み


「菓子のことばっかり考えてる」とおっしゃるオーナーパティシエは、
3ツ星レストランでの勤務などを経て3代目を継がれました。
パティシエとしての経験は豊富ですが「職人も兼務するオーナーは初めて」とのことです。

商品作りにおいては国産のものを多く使うようにしているそうですが、
これは安心感のためだけではなく、内需に貢献しようとの思いからだそうです。
そういえば、米粉を使った米ロールという商品もありました。

また、お店を続けること自体が雇用創出や材料購入による経済循環といった
社会奉仕になるとの思いで運営されているそうです。

ほか地域貢献として、地元の小中学生の職業体験も受け入れていらっしゃるのだとか。
気さくに、しかし熱く話してくださったオーナー。

利益よりも誠実さをモットーにされているのが肌で感じられました。
本当に好きでやっていらっしゃるからこそ、おいしい商品が生まれてくるんだなと思いました。

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▲店内の一角には、待っている間お子さんが遊べるスペースがあります


PATISSERIE CHELMO KANAOKA KITCHEN(パティスリーチェルモ カナオカキッチン)
住所:堺市北区北長尾町7-1-17
電話:072-250-8139
営業時間:9:00~19:00
定休日:なし

タレント・有名人も御用達『牛力亭』

『焼肉』『犬好き』『有名人』『占い』――
並べてみましたこの単語。ふつう、この4つ全部はつながりませんよね?
それが全部つながってしまうのがこの『牛力亭』。
宿院から徒歩5分ほどの少林寺東にある、まさに穴場的な焼肉食べ放題の店です。
今年はウシ年ということもあり、たっぷり牛肉を食べに行ってきました。


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▲夜明けまで営業の同店は真夜中ににぎわっていることも多いのだとか


食べ放題でお腹いっぱいの肉を
1日に2回来店する常連さんも

『牛』『力』が一字になったようなロゴののれんをくぐってお店に入ると、
中はテーブル4つでやや小さめの店内。
お店のスタッフも雰囲気もアットホームな感じでした。


食べ放題のコースはいくつかあるのですが、
今回注文したのは『ぜいたくコース』(90分・男性2,300円/女性2,100円/小学生1,800円/幼児1,300円)。
生レバー、生センマイ、ユッケなどのそのまま食べられるものから
牛タン、骨付カルビ、ハラミ、ツラミ、てっちゃんなど各種の焼肉、
キムチやスープまで30種類近い品目が食べ放題です。


しかも、同店の“1人前”は他店の2人前(生ものは4~5人前)相当あるそうで、
かなり食べごたえがありました。
とはいえ、やわらかい肉、コリコリした肉など焼肉の部位による食感の違いはもちろん、
生ものもそれぞれ異なる食感と味付けになっていて変化に富んでいます。
結局食べすぎなぐらい箸が進んでしまいました。


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▲文字どおり『ぜいたく』。スポーツ選手などに人気があるのも納得


お腹が満足したら占いも
店長は日本運勢学協会正会員

同店は格安焼肉食べ放題が中心の店ですが、楽しみ方はそれだけではありません。
単品で頼めばさらに良質なお肉が味わえます。
また、店長の佐々木さんが犬を飼っていることもあり、犬好き同士の会話で盛り上がれます。


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▲壁には佐々木さんの愛犬やお客さんの愛犬とお客さんが写った写真が並ぶ


そして一番面白いと思ったのが、佐々木さんに占いをしてもらえることです。
実は佐々木さん、紺乃龍月という占い師の顔も持っているのです。
『龍占道』という四柱推命、数秘術、風水、易を複合した手法を用い、
これがよく当たるのだそう。


商売をしている方や有名ミュージシャンも占い目当てに訪れることが多いのだそうです。
なお、対面鑑定は30分5,000円で要予約とのことです。
今回占ってもらうのを忘れてしまったので、
次の焼肉パーティが決まったときには忘れず予約しておこうと思います。


焼肉・ホルモン・テッチャン鍋 牛力亭(ぎゅうりきてい)
住所:堺市堺区少林寺東3-1-1
電話:072-228-3428
営業時間:17:00~翌5:00
定休日:水曜日

室町時代以来の堺銘菓"くるみ餅"のお店『かん袋』

千利休ゆかりの地であることから、堺はお茶請け用の和菓子づくりも盛んな土地です。
路面電車が中央を走る大通り『大道筋(だいどうすじ)』沿いには多くの有名店や老舗が
集まっています。なかでも、特に著名なお店のひとつが鎌倉時代創業の『かん袋』。
遠方からツアーでいらっしゃる方や、外国人のお客様も多いのだそうです。

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▲訪問時、客足が途切れないほど人気でした



元祖『くるみ餅』のお店
『氷くるみ餅』は冬でも人気


同店のメニューは『くるみ餅』と『氷くるみ餅』(各 シングル 336円、ダブル 672円)。
せっかくなので両方食べてみることにしました。
ところでこの商品、くるみ餅といってもクルミが入っているわけではありません。
お餅を餡(あん)で"くるむ"から"くるみ"餅というのだそうです。

番号札をもらって待っていると、お鉢に入って商品が届きました。白玉のようなお餅を
トロリとしたウグイス色の餡が絡むようにしてくるんだシンプルなお菓子です。
『氷くるみ餅』は、上にわたがしのような感じのカキ氷が乗っていました。
ずんだを思わせる餡は濃厚な甘味ですが、お餅や氷とのバランスが絶妙なためか、
後味はサッパリとした感じです。あっという間に食べてしまいました。
気になる作り方については、素材も製法も一切「お教えできない」門外不出のものだそうです。

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▲秘密のレシピのお味確認はご自身の舌で

『くるみ餅』はお土産(持ち帰り)としても人気で、店内で食べる方と半々ぐらいとのことです
(3人前 ポット入り 1,176円、壷入り 1,575円、他)。



お店に商品に歴史あり
『かん袋』名付け親は秀吉


現在の形のくるみ餅は、堺が貿易港として栄えた室町時代に生まれました。
もともと餅屋として創業した同店は、砂糖や様々な輸入農作物を利用して
茶菓子を考案したのだそうです。

安土桃山時代の1593年、豊臣秀吉は大阪城築城中でした。天守閣の瓦葺きに際し、
当時の同店店主徳左衛門氏は餅作りで鍛えた腕力をもって奉仕しました。
まるで紙袋のごとく軽々と、屋根に瓦を放り上げる様子を見た秀吉は
「かん袋が散る様に似ている」と称え、『かん袋』の商号を授かったのだそうです。

そして明治時代になると、氷を製造する技術が伝わり、氷くるみ餅が生まれました。
新しい素材や技術を取り入れて進化しながらも、頑なに伝統の味を守っていく。
それがこの店の魅力なのだろうと感じました。

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▲店内の様子。左手には風流な中庭も見えます


かん袋(かんぶくろ)
住所:堺市堺区新在家町東1-2-1
電話:072-233-1218
営業時間:10:00~17:00(※売り切れれば終了)
定休日:火曜日、水曜日(祝日は営業)

フォンデュ&イタリアンをお子様や友人と『ごちそうトマト』

洋風の鍋スタイルともいえる、チーズフォンデュ。
みんなでワイワイ言いながら、自分の好きな具材を好みに合わせて食べられる
楽しい料理です。ただ、知名度や普及率はまだまだこれからというところで、
大阪でもキタやミナミあたりにしかお店がありません。
......と思っていましたが、堺にもチーズフォンデュ専門店があると聞き、
さっそく行ってきました。310号線沿いにある『ごちそうトマト』というお店で、
地下鉄「なかもず」・南海「中百舌鳥」駅からは徒歩10分ほどです。

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▲大きく店名が書かれた下にある和風の入り口から入って2階へ



バイキングスタイルで楽しむ
トロトロのフォンデュと本格イタリアン


料理長の河村さんによると、同店はもともとイタリアンのお店で、今年1月から
チーズフォンデュ専門店にリニューアルしたのだそうです。食べ放題メニューのみの
バイキングスタイルで、時間は90分制(大人 1,499円、小学生 999円、4歳以上の
園児 500円、3歳以下 無料)。

入り口で靴を脱いで中に入ると、個室や掘りごたつの席もあるちょっと和風でユニークな店内。
席に着くとアツアツのフォンデュソースが運ばれてきました。カウンターには定番のパンをはじめ、
各種野菜やソーセージ、ローストチキンなど40種類ものフォンデュ用具材が並びます。
また、イタリアンベースのお店なので、バイキングに並ぶメニューは石窯で焼いた自家製ピッツァ
や日替わりパスタといった本格派。
前菜やサラダ、ドリンクバーも付いており、ついつい食べすぎてしまいそうです。

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▲右奥のキッチンカウンターに並ぶ具材&料理。左奥はドリンクコーナー



バイキングでも厳選素材使用
手づくり料理でお子様にも安心


ところで、同店のユニークな点はテーブルクロスにもあります。なんと紙製のもので、
一緒に持ってきてくれるクーピーを使って落書きできるようになっているんです。
なるほど、お子様連れの主婦の方が多いのにも納得です。お子さんを飽きさせない
工夫がされているんですね。
また、ジュースは100%のものを中心にそろえ、食材も安全なものを厳選。
チーズはフォンデュ定番のグリュイエールチーズやエメンタールチーズを使いながら、
食べやすいようクリーミーに仕上げているとのこと。
安心してお子様を連れて来られる配慮がされているようです。

もちろん、女性グループやカップルなど、お子様連れ以外の方も多くいらっしゃいます。
ディナータイムもランチタイムと同価格なので、友達同士でワイワイしたり家族団らんにも
良さそうなお店です。盛り上がること間違いなしですよ。

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▲フォンデュの語源は"溶かす"という言葉だそうです



手作りピッツァとパスタのお店 ごちそうトマト
住所:堺市北区百舌鳥梅北町5-472
電話:072-250-0141
営業時間:11:00~15:30(L.O.14:00)、17:00~23:00(L.O.21:30)
定休日:なし

..


体に良い新鮮いわしを心ゆくまで『いわし舟』

『鰯』――突然ですがこの漢字、読めますか?

魚へんに弱いと書くこの魚、答えはそう、いわしですよね。

文字どおり弱い魚で、手で触ったり網にかかっただけでも死んでしまうほど

なのだそうです。そのいわしが、なんとお店の中の水槽で活けてある、

いわし料理専門店が堺にあると聞いて行ってきました。阪堺線『大小路』から

徒歩5分ほどの所にある『いわし舟』というお店です。

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▲今なら子持ちを、6月頃になると脂がのってと時期によって変わる味わい

 

 

 

新鮮いわしづくしのコース

貴重ないわしの活け造りも

 

せっかくここに来たのだからいわしのコース料理が食べたい、
ということで『京洛コース』(2,500円、ビールまたはお酒付)を注文しました。

 

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▲さすがはいわし専門店、味のバリエーションに驚きます

 

まず登場したのは『酢のもの』と『信田煮』。

信田煮は、揚げの中にいわしのすり身が入っていました。

続いては、お店で魚を活けている同店ならではの品『姿造り』。まだ口をパクパク

させていてちょっとかわいそうでしたが、新鮮でプリッとした歯ごたえのお造りは

最高でした。ちなみに、残った骨とその周辺の身は、後で揚げて骨せんべいに

してもらえます。

メインには意外とハマってクセになりそうな『柳川なべ』、そして同店一番人気

という『香り揚げ』、仕上げは『団子汁』でした。香り揚げは梅肉、シソ、柴漬けと

いっしょにいわしを丸ごと揚げたもので、このコンビネーションは絶妙。

一番人気というのもうなずけます。

 

ところで、同じすり身でも信田煮の具と団子汁の団子は違う味付けになっていました。

どの品もいわしの味を活かしつつ、それぞれが異なるつくりになっていて、

いわしばかりのコースでも飽きることなく、おいしくいただけました。

 

 

 

波にもまれておいしくなる

手早い調理でうまみ逃さず

 

女将の村田さんに、おいしさの秘密をきいてみました。それは、三重の荒波に

もまれたいわしの使用にこだわっていることだそうです。

また、料理人さんによると「いわしは熱にも弱いのですばやく調理する」ことで

品質をそこなわないようにするのがポイントだそうです。

いわしって本当に難しい魚なんですね。

 

ところで、同店は普通の居酒屋さんとしても楽しめます。いわしメニューだけでも

40種類を数えますが、それだけではありません。日替わりで各種の魚介類や鶏から

馬刺し、クジラまであるという豊富な品揃えで、お酒が進むこと間違いなしです。

 

いわしは、老化を防ぐ核酸やコレステロールをコントロールするタウリンをたくさん含む

食品です。おいしく食べられて健康や美容に良いとくれば、リピーターになることは

間違いなさそうです。

 

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▲2階は宴会にも使用できるお座敷になっています

 

 

 

いわし舟(いわしぶね)

住所:堺市堺区市之町東3-2-13

電話:072-223-0881

営業時間:17:3023:00(L.O.22:30)

定休日:月曜日 

 

"堺に文菓あり"をかかげ、歴史を和菓子に昇華する『曽呂利(そろり)』

 とんちといえば"一休さん"が有名ですが、堺にも一休さんに負けずおとらずの

とんち・狂歌の名人"曽呂利新左衛門(そろりしんざえもん)"という人がいたそうです。

豊臣秀吉が「殿は猿に似ている」との陰口を耳にし機嫌を損ねたとき、

「あやかりたくて猿のほうが似ているのです」

「竜は蛇に似ていることを気にしないそうです」

と言って機嫌をなおさせた家臣がいました。それが曽呂利新左衛門で、刀の鞘(さや)

職人を本業としながら秀吉の御伽衆(おとぎしゅう)の一人として活躍した人物です。

 

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▲ボランティアガイドさんに連れられて観光客の一団が入店

 

 

商品名を見てニヤリとできれば

あなたはかなり堺の歴史通!?

 

その新左衛門にちなんだ名前の和菓子処『曽呂利』が阪堺線妙国寺前すぐに

ありました。

創業した先代が曽呂利新左衛門の屋敷跡に住んでいたというご縁だそうです。

同店は堺の文化・歴史に誇りとこだわりをもっており、店名だけでなく商品名も

『新左あられ』『鯉口(=刀の鞘)』『呂宋(るそん=呂宋助左衛門)』『大仙』などなど、

堺の人物や史跡にちなんだものばかりです。

 

そして同店のもうひとつのこだわりが、余分な添加物や包装は使わないこと。

「日持ちしても味が変わったら意味がない」と社長の日下(くさか)さんは言います。

微妙な違いですが、味に影響するのだそうです。


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▲同店は昨年10月に宿院から移転されたばかり

 

そんな同店の大定番が『大鏡』(221)。ほとんどのお客さんが、これをお目当て

に来るのだとか。また、古代のチーズ"蘇()"をイメージした『蘇』(179円)が

日下さんオススメとのことで、この2つを持ち帰ることにしました。

 

 

 

オススメは対照的な2品

"昔ながら"vs"斬新"

 

大鏡とは、三種の神器のひとつ"八咫の鏡(やたのかがみ)"のこと。

古墳の埋葬品でもあります。同店の『大鏡』は八弁の花のような独特な形で、

直径8cmほどとけっこう大きめのサイズでした。

厚さも2cmはあります。三笠風の皮に、シンプルな白あんが入っていました。

玉子や砂糖と白豆の織り成す味は素朴で、後を引かない甘さです。

そのためか、ついもう1個と手が出てしまいました。

 

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▲甲乙つけがたいシンプルな看板商品と和洋折衷の創作菓子

 

『蘇』のほうは一般的なお饅頭サイズでしたが、これ、お饅頭ではないんです。

日下さんによると外側はクッキーとのことですが、ややしっとりしていて、

お饅頭にも近い食感でした。そして、中はチーズ味のペースト。

牛乳の良さが引き出された濃厚なチーズ味で、チーズ好きにはたまらなさそうな

味です。また、皮にまぶされたゴマが香ばしく、おいしいハーモニーを奏でていました。

 

 

 

曽呂利(そろり)

住所:堺市堺区宿屋町西11-1

電話:072-238-6504

営業時間:8:3019:00

定休日:なし

 

小さなこどもがいても行ける『おやこカフェ couche(クーシュ)』

新しい家族が増えるのって、なんだか素敵ですよね。

小さな子供はかわいいし、毎日を新鮮なものにしてくれます。

 

ただ、育児は楽しいことが多い反面、大変なことも多いのも事実。ベビーカーで

入れるお店や場所は少ないですし、趣味や外出があまりできなくなってしまった

という方は多いのではないでしょうか。

 

そんな方に朗報! 飲食スペースと遊具スペースが一緒になった、親と子が

それぞれ楽しめる『おやこカフェ couche』が4月にリニューアルオープンしました。

リニューアルに際し、会員制が撤廃され、より気軽に利用できるようになりました。

 

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▲店名の"couche"はフランス語でオムツのことなんだとか

 

 

 子育てがキライなわけじゃなくても

たまには解放されたい...そんな時に

 

同店は地下鉄『新金岡』駅から徒歩15分ほど。金岡神社の向かいにあります。

緑のテント屋根と開放的なガラス張りの正面が印象的です。

散歩の途中に立ち寄る方が多いそうです。また、駐車場もあるので、わりと遠くから

来られるようです。

 

お店には靴を脱いで入ります。向かって右側には保育園を思わせるカラフルな

キッズスペースと、それを取り囲むように配置されたカウンター席。

左側はカフェ風のテーブル席が並んでいます。遊具は本、ブロックや楽器など様々な

おもちゃから滑り台まで幅広くあり、年齢性別問わず気に入ったものが見つかりそう。

 

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▲対象は主に未就学の子供とそのママ。もちろんパパやジージ、バーバもOK

 

 同店は、小さなお子さんがいた前オーナーが「自分が楽しめるようなカフェを」

「お母さんが元気じゃないと子供も元気じゃない」との考えのもとに2007年オープン。

オーナーが変わってもその精神は受け継がれています。

新オーナーの安養寺(あんようじ)晴美さんは18年間保育士を勤められた方。

他のスタッフさんも自身が子持ちの方ばかりなので、安心して子供を任せてお友達

とのおしゃべりに花を咲かせられます。

 

 

料理におしゃべりに趣味に

親子それぞれで楽しめる空間 

 

メニューはオムライス、ハンバーグなどのランチとデザートやドリンクなどがありますが、

今回は一番人気『とろとろ卵のオムライスセット』(950円)を食べました。

オムライスはふわふわの卵とデミグラス系のソースが乗ったもので、良い具合にうす味。

サイドメニューとしてスープ、サラダ、小鉢、フルーツもついてきました。

 

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▲ママ同士で情報交換したり、年齢と行動についての勉強もできます

 

同店のメニューは大人用のセットと子供向けのキッズメニューがあります。だいたい大人メニュー

を少し小さくしたような感じなので、『オムライスキッズプレート』(680円)をとって親子で同じ料理

を楽しむのもいいし、『ハンバーグキッズプレート』(680円)にして交換しあうのも良さそう。

料理は野菜を多めに使うなど、小さなお子さんに安心して食べてもらえるような工夫をしている

そうです。すべて手料理で、離乳食メニューもあるとのことです。

 

また、同店はカフェですが、イベント・講座の開催がたくさんあるのも特徴です。

ベビーマッサージといった親子向けのほか、フェイシャルエステ、まつ毛エクステ、タロット占いなど

ママ向けの内容も多数。サロンや講座に最近行けなくて、というお客さんの声に応えています。

 

オフ会の会場としての利用も多いという同店。

ママ友づくりにもぴったりの環境なので、小さいお子様のいらっしゃる方はぜひcoucheへ。

 

 

 

 

おやこカフェ couche(クーシュ)

住所:堺市北区金岡町2305-1

電話:072-255-5143(予約可)

営業時間:11:0017:00(L.O.16:30)

定休日:日曜日、祝日

施設利用料:1時間150円、以降20分ごと50

 

肉桂(シナモン)を使ったお菓子といえば『八百源(やおげん)』

戦国時代、堺は『東洋のベニス』と呼ばれるほど発達した都市で、ヨーロッパの"世界地図"

にも掲載されるほど知られていました。

その繁栄のもととなったのは、室町時代に始まった日明貿易と、ポルトガル船が流れ着いて

以降の南蛮貿易。アジアやヨーロッパとの貿易の拠点として、堺には様々な新しい物や

珍しい物がもたらされました。そしてそれらをもとに、さらに堺固有の物や文化も生まれて

いったのです。

 

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▲『肉桂餅』と『南蛮小判』(もなか)は優良観光みやげ品に登録されています

 

 

アイデア光る堺の大商人

伝統受け継ぐ同店は創業300年以上

 

その頃活躍した貿易商の一人に『八百屋宗源(やおやそうげん)』という人がいました。

彼は中国、フィリピンなどから何百種もの香料、香木を輸入販売していました。そして、

その中でも特に珍重されていた品に肉桂(にっき=シナモン)がありました。

ただシナモンは、香りは良いものの辛味・苦味が強くて食べにくい。そこで、お餅に

交ぜ合わせて『肉桂餅』として売り出したところ、大変好評を得たのだそうです。

その後、時は流れて江戸時代の元禄元年(1688)、宗源の子孫が始めた菓子商が

『八百源』です。宗源の逸話に発想を得た『肉桂餅(にっきもち)』を中心に様々な和菓子を

作り、現在まで続く老舗となりました。

 

お店は阪堺『花田口』から5分ほどの所にあり、伝統的な木造建築からも老舗和菓子店

らしい雰囲気。店名より『肉桂餅』の文字が目立つ木製看板が目印です。

やや狭い店内には、『肉桂餅』『肉桂楽(にっきらく)』『肉桂羊羹(にっきようかん)』『南蛮小判』

などのお菓子と、それらに交じってシナモンスティックが並んでいました。

 

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▲堺では長崎よりも先にカステラが作られていたのだとか

 

 

肉桂使用の和菓子中心に様々な商品

季節限定のお菓子もあり

 

今回紹介するのは、文字通りの看板商品『肉桂餅』(5ヶ入 1,150円)と、現6代目店主・

岡田功さんが考案したシナモン風味のカステラ『肉桂楽』(1本 945円)。

 

肉桂楽は「堺ならではのカステラを作りたくて」と言う岡田さんによる、堺ならでは、そして

同店ならではの商品です。一般的なカステラの黄色い部分がやや黒っぽく、食べるとほどよく

シナモンの風味がするお菓子でした。

 

本命の肉桂餅は、求肥(ぎゅうひ=和菓子に使われるやわらかいお餅)にシナモンを混ぜて

小豆のこしあんを包んだ3センチほどの丸いお菓子。まぶし粉の下の本体はシナモンを

思わせる濃い茶色です。食べてみるとやわらかい食感で、とろけるように甘みとシナモンの

風味が口の中に広がりました。後味がさっぱりしているのでついつい手が伸びてしまいます。

 

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▲正確には、肉桂とシナモンは近縁の別種だそうです

 

ところで、シナモンはもともと薬として輸入されていました。冷え性や肩こり、風邪に効くほか、

脳の働きを良くする効果もあるんだそうです。

『肉桂餅』みたいなおいしい薬だったら大歓迎ですね。

 

 

 

八百源来弘堂(やおげん らいこうどう)

住所:堺市堺区車之町東2-1-11

電話:072-232-3835

営業時間:9:0017:00

定休日:日曜日、月曜日

 

"堺ラーメン"の旗手『龍旗信(りゅうきしん)』

ラーメンといえば、博多や札幌、和歌山なんかを思い出す人が多いかもしれません。

でも、これからは"堺ラーメン"が加わってくるかもしれませんよ。

南海『石津川』下車数分のところに"堺ラーメン"の看板を掲げる塩ラーメンの専門店が
あるんです。その名は『龍旗信(りゅうきしん)』。おいしいとの評判を聞き、自分の舌で
確かめに行ってきました。

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▲"龍旗"とは皇帝のことだそう。ラーメン界の頂点を目指して命名

 

 

日本初の"塩ラーメン専門店"は9年目

じっくり味わいたい具材のハーモニー

 

おもてには大きく「塩」「塩専門」と書かれており、麺メニューはすべて塩ベースです。

『龍旗信つけ麺』(800円)や『チャーシューメン』(900円)もありましたが、今回は初めて
なのでいちばんオーソドックスな『龍旗信ラーメン』(700円)にしました。

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▲塩ラーメンに決めたのは「難しいもので挑戦したかったから」(オーナー)

 

まず驚いたのが、スープの味がとても奥深いことです。そして、それが細ストレート麺に
よくからみます。また、やや薄めの味付けで肉本来の味も楽しめるチャーシュー、少し
青さのある味が良い感じの豆苗(とうみょう=えんどう豆の新芽)、焦がし玉ネギなど、
具も秀逸です。ラーメンと一緒に食べると、具ごとに少しずつ違った表情を見せてくれます。

ラーメンといえばどちらかというとササッと食べきってしまうイメージがありますが、
ここのラーメンはていねいに味わって食べたくなります。

 

 

ムール貝と地物野菜が味の決め手

女性でも入りやすい雰囲気もうれしい

 

同店のラーメンのポイントは何といっても塩だと思いますが、これはマグネシウムやカリウム
の豊富な中国・江蘇省産のものだそうです。

スープのダシは鶏のほかにムール貝を使っている点も特徴。愛知県産の天然ものが使用さ
れており、グルタミン酸(昆布などの旨み成分)がたっぷり出るんだそうです。深い味の源は
ムール貝だったんですね。この他、7種の野菜で甘みを出したりゴボウで臭み抜き・アク取り
をしたりとさまざまな工夫を凝らしているとのことです。

また、具の豆苗はスープとの相性が良いことはもちろん、ビタミンや食物繊維が豊富という点
も考慮されています。栄養バランスが気になる女性にも安心ですね。

 

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▲地物の野菜などを使用しているのが"堺ラーメン"たるゆえん

 

現在、この季節限定の『塩冷麺』(1,200円)が解禁になっています。
時期が終わるまでにぜひ食べに行こうと思います。

 

 

龍旗信(りゅうきしん)

住所:堺市西区浜寺石津町西4-1-19

電話:072-245-2040

営業時間:11:3014:0018:0026:00

定休日:第3月曜日


味も形も楽しめる絶品もなか『南曜堂』

「お城の形をしたもなかがある」と聞いて気になっていた和菓子屋さんがあります。

もなかの専門店『南曜堂』です。

調べてみると、他にも"ちんちん電車"形のもなかもあるみたいです。おいしそうだし、

食べたくなってきたのでちんちん電車(阪堺線)に乗って行ってきました。

『御陵前(ごりょうまえ)』で降りて少し東に入ったところにお店はありました。

 

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▲ちょっとした路地裏にあるのでこの看板を目印に

 

 

堺がテーマのもなか一筋

目でも舌でも楽しめます

 

外装はタイルやガラス戸でちょっと現代風に改築されています。一瞬「ここで合っているかな?」

思いましたが、中に入ると昔ながらのもなかの並ぶ和菓子屋さんでした。右から左に読む看板

や、展示されている店舗の白黒写真が大正年間創業の空気を伝えています。

ショーケースの中にはお城や電車、小槌などの形をしたもなかが飾られていました。

 

3代目店主・岡田泰人さんによると、お城の形をした『天領』(1個 115円)は、堺が天領(幕府の

轄地)だったことを踏まえて創作されたとのこと。一方『ちんちん電車』(1個 135円)は、5~8

年ほど前に阪堺線が廃止されそうになったとき「お菓子の形で存続させよう」と新作されたものだ

そうです。廃止を免れた今は、堺市外に転居された方がちんちん電車を懐かしんで購入されるこ

とも多いのだとか。

また『乳守(ちもり)』(1個 115円)もお店付近の地名から命名された一品。乳守は3世紀以来の

歴史ある地で、地元・堺をテーマにもなかを作り続ける同店ならではの商標です。なお、乳守は

つぶあん・こしあん・ゆずあんと3つのバリエーションが楽しめます。

 

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▲単品主義の和菓子屋が多い堺。同店は"もなか"で勝負

 

 

種とあんが引き立てあう

お茶請けにピッタリの味

 

『天領』『ちんちん電車』『乳守』は、いずれも『第21堺市優良観光みやげ品』に登録された逸品。

そんな同店の主力商品を一度に味わえるのが『お好み6ヶ入』(袋入 710円)です。

天領が2個とちんちん電車、乳守3種が各1個ずつ入っています。

どっちから食べようかと思いながら『天領』を試食。種(皮)の香ばしさが口に広がります。そして、

中のつぶあんは北海道産小豆の素材感が残っていておいしいです。この両者がからみ合いながら

小さな幸せを提供してくれました。後にはほど良い甘さが口に残ります。『ちんちん電車』も同じよう

な感じでしたが、こちらにはおもち(求肥)が入っているのでまた違った味を楽しめます。

また『乳守』は3種類のあんがあるので、食べ比べが楽しめます。素材感のつぶあん、なめらかな

こしあん、上品な感じのゆずあんとがあり、甲乙つけがたかったです。

ちょっとお腹に余裕があるときに試してみてください。

 

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▲形が崩れないよう持ち帰りには気をつけて

 

ちなみに、水曜日限定のレア商品があるということなので、今度はぜひ水曜日に行ってみたい

と思います。

 

 

 

和菓子もなか 南曜堂(なんようどう)

住所:堺市堺区南旅篭町東1-2-7

電話:072-233-1513

営業時間:8:3019:00

定休日:火曜日、木曜日

 

ちょっと特別な日に食べたいイタリアン『イルパスコーレ』

おいしいイタリアンが食べたくなって、新しい店を開拓しようと思って探していたら、評判のお店『イルパスコーレ』を見つけました。『隠れ家的な一軒家のイタリア料理店』だそうです。

本格的なイタリアンレストランですが、ランチコースは1,000円からと、意外とリーズナブル。先日、さっそく予約して行ってきました。

 

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10周年を迎える同店は神戸から訪れる方

外観はまるで郊外のお洒落な一軒家

明るく清潔感あふれる店内で至福のひととき

 

北野田駅から府道36号線を西に向かい、『大美野噴水』を越えてさらにもう少し行ったところに同店はありました。駐車スペースが『第2駐車場』まであるので、停める所に困ることはなさそうです。歩いても駅から10分ほど。ちなみに、タクシーで行くなら住所などを言うよりズバリ店名でお願いしてしまったほうが早いみたいです。

あたりは住宅街で、周りに溶け込むようなレンガ造りの一軒家風建物。目立つ看板もないので、知らなければ通り過ぎてしまいそうになります。

 

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▲昼は主婦、夜はカップルや家族連れに人気

店内に入ると、一転して上質なレストランの雰囲気です。白い壁やクロスで統一された、広さを感じるホール。大きな窓からは日の光がさし込み、外の景色を見ながら食事を楽しむこともできます。

 

 

素材の味を最大限に引き出した料理

スタッフのていねいなサービスに舌も心も満足

 

今回紹介するのは『ランチコースB』(1,580円)。フレッシュな野菜を使った前菜盛り合わせ、パン、選べるパスタとデザートのコースです(コーヒーまたは紅茶付き)。パスタは新ゴボウやシラスを使ったちょっとユニークなものも含む4種類から選択。なお、このメニューは2ヶ月ごとに替わるらしいです。

 

店長の吉田幸貴さんによると、「いらい過ぎず(食材を加工しすぎず)」に作ることが同店の味の秘訣なのだそうです。旬の素材を使い、素材の味を活かしているからこそ満足度の高い味に仕上がるんですね。

 

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▲季節の野菜と自家製食材の使用がこだわり

また、同店はサービスの質にこだわっている点も特徴です。パスタの量の調節や、苦手な食材の変更など「ご要望にはできる限りの対応をさせていただきます」とのこと。細やかな気遣いが、料理をよりおいしく感じさせてくれるのでしょう。そんな同店は常に賑わっており、特にランチタイムは当日までに予約で満席になってしまうほど。早めの予約をオススメします。

 

ところで、同店のもうひとつのウリはワインです。300を数えるストックは南大阪で随一。

ディナーはまた雰囲気が違うそうなので、今度はワインとお料理を楽しみに来たいですね。

 

 

オステリア イルパスコーレ

住所:堺市東区大美野81-2

電話:072-230-3666

営業時間:11:3016:00(L.O.14:00)17:3023:00(L.O.21:30)

定休日:月曜日(祝日なら翌火曜日)、第2火曜日

素材の味がイキイキしたケーキ屋さん『オートン・ドゥース』

心地よい甘さのケーキはデザートの定番。でも、暑い夏にはわらび餅も見た目に涼しく、おいしいです。そんな両方のお菓子がいっぺんに楽しめるパティスリーが北野田駅近くにありました。

駅から400mぐらい北に歩いていき、住宅街にあるレンガの建物の1階。道路をはさんで登美丘東小学校のすぐ東側なので目印にどうぞ。

 

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▲お店の外観。所在地『丈六』を名前に冠した商品も多い

 

 

フルーツいっぱい色とりどりのケーキ

和テイストのスイーツも充実

 

中に入ると、白を基調としたとってもキレイな内装。ショーケースや陳列棚にはカラフルなケーキ・焼き菓子が並んでいます。ちょっと驚いたのが、「ご自由にお召し上がり下さい」と書かれて、冷たいお茶が置いてあったこと。和菓子屋さんではときどき見かけますが、洋菓子のお店では初めて見ました。こうしたもてなしは、ご店主の気配りが感じられてうれしいですよね。

 

ケーキがカラフルなのは、チェリー・マンゴ・メロンなど旬のフルーツをふんだんに使っているから。「シンプルだからこそ素材のおいしさを生かせる」と考える菓子職人甲斐信夫さんの信念が透けて見えるような、見ているだけで楽しいメニューが並んでいました。

豆乳使用の洋菓子が多かったり、わらび餅があったりと、和のテイストを柔軟に取り入れている点も印象的です。わらび餅は単品のほか、ロールケーキに黒豆と一緒に入れた人気商品『優秋(ゆあ)ロール』(950円)や、抹茶ムースの中に入ったものもあります。

 

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▲わらび餅を使用した商品が並ぶのは今の時季だけ

 

 

人気商品はチーズやチョコのきいた味

甘すぎない絶妙なさじ加減で

 

お伺いしたとき、残念ながら『優秋ロール』は売り切れてしまっていたので、その次に人気という『秋色フロマージュ』『ショコラな陽気』『苺(いちご)サンド』(各 126円)と『黒わらび餅』(180円)を買って帰りました。

 

 

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左から『苺サンド』『秋色フロマージュ』『ショコラな陽気』。              添加物やお酒を極力使用しないので子供にも安心

 

 

『秋色フロマージュ』はチーズの味が、『ショコラな陽気』はチョコの味がしっかりときいていて、それぞれチーズ好き・チョコ好きにはたまらない味です。口の中でとろけるような食感も絶妙でした。一方、『苺サンド』はサクッとした食感のバターリッチなクッキーでイチゴクリームをサンドした商品。クリームには果肉も入っており、ただの『イチゴ風』ではない、本物のイチゴの味が楽しめます。また、『黒わらび餅』は沖縄産の黒糖を使用したわらび餅。深みのある、ほどよい甘さがお餅についているので、付属のきな粉はお好みでどうぞ。

 

新鮮な季節の素材を使い、できたてを提供するのがこだわりという同店。ひっきりなしにお客さんが来店していましたが、その味を知れば納得です。

また、店内にはアルバムがあって、『キャラデコケーキ』というサービスの実例がたくさん載っていました。アニメキャラなどの絵を描いてくれるケーキ屋さんはよくありますが、同店はなんと立体的に作ってくれるのだそう。誕生日会か何かで注文しようと企画中です。

 

 

パティスリー オートン・ドゥース

住所:堺市東区丈六93-5 プロムナード1階

電話:072-235-7199

営業時間:10:0020:00

定休日:月曜日

 

ヒゲのマスターのオリジナルランチ『カフェ&レスト 味香』

毎日暑いですね。sweat01外を歩いているとすぐ屋内に逃げ込みたくなってしまいます。

先日もそんなわけで「どこか入ろうかな......」と思っていて、そのときに見つけたのが『カフェ&レスト味香』の看板。口ヒゲのおじさんのキャラクターイラストと『ミカ』という名前がちょっと気になり、「休憩していこう」と中に入りました。

 

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▲店名"ミカ"はマスターやスタッフの名前とは無関係でした

  

手づくりならではの

オリジナルな味

 

北野田駅すぐの場所にある同店。1973年開業とのことで、昔ながらの雰囲気のお店でした。天井では2枚羽のファンが回っており、なんだか懐かしく感じます。カウンターには、イラストどおりヒゲをたくわえたマスター(ただし白くなっていました......)がいらっしゃいました。

 

昼下がりでお腹もすいていたので、一番人気というメニュー『わがままランチ』(950円)を注文。ちなみに、ここは「開店から閉店までランチタイム」で、お昼じゃなくてもランチメニューを注文できます。

 

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▲新鮮な油でフライされているから食後のもたれなし

しばらく待つと『わがままランチ』が登場しました。内容は、エビフライ、カツ、唐揚げとサラダの乗ったボリュームたっぷりのおかずに味噌汁、ゆかりご飯のセットです。

 

まず驚いたのが、なんと味噌汁が甘いことです。マスターの北井芳明さんによると少々砂糖が入っているとのことで、これは北井さんのお袋の味なのだそうです。最初は「あれっ?」と思うものの、すぐに違和感はなくなりました。さつまいもの味噌汁に似ているからかもしれません。

おかずのほうも海藻入りのサラダ、サクサクでプリプリのエビフライ、オリジナルソースのかかったトンカツとどれもおいしかったのですが、なかでも絶品だったのが唐揚げです。ガーリックに加えて、こちらも砂糖の甘みがきいており、クセになる味です。

 

 

マスターとの会話も

"味"のうち?

 

コチラではほとんどの調理を仕込みから行い、調味料もさまざまな品から選び抜かれたものが使用されています。「北野田の味香でしかない味」を求め続けてきた北井さん。お客さんがその"味"のファンになることで36年という長いお店の歴史が築かれてきたのでしょう。

 

北井さんは商店街連合会の副会長や青少年指導委員長を務めるなど、地域の活動にも熱心でありながら、非常に気さくで話しやすい方でした。北井さん自身のファンになって通っている方もたくさんいらっしゃるようで、店内でお客さんとの会話がはずんでいる場面もちらほらありました。

 

豊富なオリジナルメニューを持ち、地域に密着して営業されている同店。お昼時には混みあうこともあるようで、そんなときには『満席おわび券』を配るのだそうです。

そうはならないようまたオフピークにランチに来よう、いや今度はタイムサービスの『ケーキセット』(500円、15:00~)がいいかな......なんて考えながら"休憩"を終了しました。

 

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▲お弁当感覚で"持ち帰り"の注文をする方も多い

 

 

CAFE & REST 味香(みか)

住所:堺市東区北野田94-4 デルタ北野田1F

電話:072-236-6546

営業時間:8:0020:00

定休日:木曜日

 

こだわりのケーキが支持されて30年『バンビ』

誕生日の近い友人がいるのでケーキ屋さんをさがしていたら、大美野においしそうなお店、

パティスリー『バンビ』を見つけました。

北野田駅西口から徒歩5分ちょっとだったので、歩きでもクルマでも便利。

入り口脇で鹿のオブジェがお出迎えしてくれました。 

 

 

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▲「ここの味でなきゃ」と遠方からのお客さんも来るそう

 

 

 

ぜいたくにフルーツを使用

目と鼻と舌でおいしい

 

お店の両脇には目移りするような焼き菓子が並び、正面のショーケースにはカラフルな

できたてのケーキが陳列されています。ケーキはみずみずしいフルーツの乗ったものが多く、

また全般にやや大きめの印象を受けました。

どれにしようか迷ってしまったのでお店の方にオススメを聞き、『桃』(380円)、『宇治』(380円)、

『クレームブリュレ』(300円)を選びました。ちなみに『クッキーシュー』(120円)や『いちごショート』(300円、一番人気)もオススメだそうです。

 

 

1980年に創業して、今年でちょうど30周年。その味は地元の方々に愛され続け、

開店以来ずっと通っているお客さんもいらっしゃるのだとか。

お客さんは老若男女問わずですが、年配のお客さんの割合が高いそうです。

  

 

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▲季節により配分や調理時間は変わるが詳細は「企業秘密」

 

 

そんな同店のケーキ。味の秘訣を2代目オーナーシェフ・前田剛さんにうかがうと、

生クリームとスポンジ、旬のフルーツといった基本部分に徹底的にこだわっていることだそうです。

特に生クリームはコダワリの食材。

「ケーキは生クリームが命やからねえ」と30年間洗練され続けてきたレシピで生クリームを

調合していらっしゃいました。

 

 

 

ネーミングはシンプル

だが奥の深い味わい

 

まずは『桃』からご紹介。その名のとおり桃を大胆に使った季節限定商品です。

スポンジ&カスタードクリームの上に桃半分、白桃ムース、生クリームの乗った一品。

生クリームは味、ツヤ、口どけなど「たしかにひと味ちがうな」と感じました。

しっかり桃味のきいたムースに生の桃、クリームとスポンジが見事にコラボレーションし、

ひと口目から最後まで楽しめるケーキでした。

 

『宇治』は和風スイーツの定番的な一品で、抹茶ムースの上に白玉、あん、栗、生クリームが

乗りグリーンティーソースがかかっています。ちょっと苦味のきいたムースが、上の甘いトッピング

と相性バツグンであっという間に食べてしまいました。

 

また『クレームブリュレ』は7月に登場したばかりの新商品。生クリームのきいたプリンのような

部分と砂糖をあぶってアメ色にカリッとこげた表面部分のコンビがおいしい一品です。

同店のものはバナナが乗っているのが一風変わっていますが、2種類の甘みが程よく溶け合い、

納得の組み合わせでした。

 

 

 

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▲ふんだんな果物使いは職人さんがフルーツ好きだから

 

 

とても満足な味だったので次はデコレーションケーキも、と思いますが、

そちらも6種類ぐらいあるのでまた迷うことになりそうです。

 

 

 

 

パティスリー バンビ

住所:堺市東区大美野36-7

電話:072-236-0680

営業時間:10:0020:00(日・祝は~19:30

定休日:月曜日(祝日の場合は営業)、8/1719

 

手づくりパン&ケーキからパスタランチまで『フォンタナ』

先日、北野田駅前本通商店街を歩いていると、アーケードを抜けたところでパンの良いにおいがしてきました。においの元をたどれば、赤・白・緑のテント屋根とレンガの壁の、イタリア料理店風のお店が。今回はその『フォンタナ』というお店にお邪魔してみました。

 

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▲お昼どきはパスタランチお目当てのお客でいっぱいの日も

 

店内は、スペースの半分がパンやケーキを売っているお店、残り半分は昔ながらの喫茶店というちょっとユニークなつくりでした。

 

毎日通っても違う味が楽しめる

ズラリ豊富な種類の商品が並ぶ

 

コチラはオープン以来30年になるという歴史あるお店ですが、開店当初からこのパン屋・ケーキ屋兼カフェというスタイルだったそうです。

 

同店のもう1つの特徴はメニューの豊富さです。パンは『食パン』『カレーパン』『あんパン』といった定番商品から『ゴマ・ゴボー』『モチモチおかき』『マンゴーレアチーズ』のようなオリジナルパンまで50種類以上ありそう。ケーキも色とりどりのものがショーウィンドウを埋めています。

また、喫茶店メニューも各種サンドイッチはもちろん、20種類ほどバリエーションのある定食、Aランチ、Bランチ、Sランチ、パスタランチと盛りだくさんです。

 

時代の流れを読んでその時々に求められるものを追加していった結果だと代表の池辺仁さんは語ります。

基本的にパンもケーキもランチメニューもすべてお店の手づくり品だからこそ可能なワザかもしれません。

 

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▲パン食べ放題のランチタイムは11:0015:00

 

 

 

ランチではパンがおかわり自由

オススメは本格パスタのセット

 

今回は、同店オリジナルの惣菜パンを中心にゲットして帰りました。『ミニ竹の子』(45円)、『ポン・デ・ケージョ』(45円)、『プチオニオン』(45円)、『コーンチーズ』(110円)、『ハンバーグカレー』(110円)、『ミニクロワッサン』(50円)といったラインナップです。なかでもお気に入りだったのが『ミニ竹の子』。固めのパンにみずみずしい竹の子が入り、ゴマも良いアクセントになっていて絶妙でした。一見ただの白いパンだけどちゃんと玉ネギのきいた『プチオニオン』もオススメの一品です。

ランチで(ライスではなく)パンを選択すると、これらの自家製パンが食べ放題なのだそうです。

 

ところで、『フォンタナ』のランチでいちばん人気なのが『パスタランチ』(800円)と『ハーフパスタセット』(1,000円)。ペスカトーレ、たらこしめじなど十数種類の中から好きなパスタが選べます。

池辺さんは「料理学校卒業後パスタのお店を開きたかったけれど、その頃はまだ『パスタって何?』という時代であきらめざるを得なかった」とのこと。そんな彼が満を持して10年ほど前に始めたパスタが人気というのは納得できます。

今度はぜひこの『パスタランチ』か『ハーフパスタセット』を食べに来ようと思いました。

 

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▲『ハーフパスタセット』はサラダとケーキも一緒になったセット

 

 

フォンタナ

住所:堺市東区草尾1435-1

電話:072-234-1011

営業時間:07:00~17:00(L.O.16:30)

定休日:月曜日

 

新鮮お肉だから刺身もOK『千尋の道(せんぴろのみち)』

 

豚肉のお造りって食べたことありますか?

一般的な豚肉は過熱しないと食べられませんが、この店では生で食べられる

豚肉メニューがあります。

 

その名も『生もんや 千尋の道』。

ここは居酒屋なんですけど、豚肉、鶏肉、魚の刺身などの"生もん"をはじめ

食事メニューが充実していて、ランチもおいしくいただけるお店です。

 

お昼は主婦の方々がメイン。夜は家族連れのお客さんが多く訪れ、親子孫の

3世代でディナーに来る方も珍しくないそうです。

 

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▲千尋を"せんぴろ"と読む店名は、屋久島にある滝の名から

 

 

 

 

セレブな御膳は食べ過ぎ必至?

ごはん・小鉢までおかわり自由

 

 

暖簾(のれん)をくぐれば、たくさんの魚介類で賑わう活け簀(いけす)と、

子供さんが描いたと思われる魚の塗り絵の展示が出迎えてくれます。

 

『千尋の道』はお昼でもお酒、夜でも定食メニューがいただけるのが特徴。

優雅に昼酒をあおりたい気分でしたが、グッとこらえてランチ『千尋御膳』

1,344円)を注文しました。

 

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▲魚介類はすべて明石産で、1~2日以内に調理されます

 

 

注文してしばらく待っていたら『千尋御膳』の登場です。

同メニューは季節のごはん、お造り、季節の二種、汁物、香の物と彩り小鉢九種

からなる見た目にも豪華なランチ。ごはんと小鉢はおかわり自由なうえ、

デザートと健康茶まで付いてきます。

なお、10月の季節のごはんは"クルミのごはん"です。

また小鉢は和洋中さまざまで、しかも日替わりなので頻繁に通っても飽きが

こないです。

 

メインの料理はさっきまで活け簀で泳いでいた新鮮な魚のお造りと旬の食材を

使った品々。

豪華ながらもお手頃価格。

コストパフォーマンスもバッチリの、大満足のランチでした。

 

 

 

押さえておきたい生もん7種

料理もサービスも秀逸なお店

 

 

今度は夜にみんなで来ようと思い、マネージャーの篠倉康宏さんにいろいろ聞いて

みました。同店での一番人気はやはり『生もん人気7種盛り』(1,564円)で、

ほとんどのテーブルで注文されるのだとか。

豚1種・鶏2種・魚4種で内容は日によって変わるのですが、今の季節だと魚は

サンマのお造りなどが入ってくるそうです。

 

また個室完備、お子様メニュー充実など、お子様連れのお客さんも利用しやすい

環境が整っています。店内に活け簀があるのは珍しいので、小さな子供も喜んで

くれるそうです。

 

 

ところで同店、釣りをする人にうれしいサービスを用意しています。

魚を持ってきたら、その魚をなんと無料で3~4品のフルコースに料理して

くれるのだそうです。とってもお得ですね!

 

今回は紹介しきれませんでしたが、この店ではお鍋メニューも自慢。

これからは鍋がおいしい季節。

「鍋食べに行こう」となったとき、ぜひ候補に入れたいお店です。

 

 

 

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▲「食後は隣の『美原人酒場(みはらじんのバー))へどうぞ」と篠倉さん

 

 

 

 

 

生もんや 千尋の道(せんぴろのみち)

住所:堺市美原区南余部161

最寄り駅:南海高野線『萩原天神』(徒歩15分)

電話:072-361-1955

営業時間:11:3014:3017:00L.O.24:00

定休日:なし

 

 

 

 

 

 

天然モノだけ! こだわりのたい焼き屋さん『まめや』

 

たい焼きにも天然と養殖があるって知ってました!?

 

『天然』とは注文を受けてから1尾ずつ焼いたもの、

『養殖』は注文に関係なく一度にたくさん焼いてあるもののことだそうです。

 

 

――とはいえ、知らなくても当然かもしれません。実はコレ『まめや』さん独自の用語らしいです。

その『まめや』さんは"天然"たい焼き専門のお店。美原区北余部にありました。

 

 

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▲"天然(注文後に焼く)"なのでワクワクしながら待ちましょう♪

 

 

 

焼きたてのカリッとした生地

隠し味の"黒五"もこだわり

 

 

『まめや』さんのたい焼きのウリはもちろん"天然"であることですが、そのこだわりは

ひとつひとつの食材にも及んでいます。

生地には隠し味として黒五(黒米、黒大豆、黒ゴマ、黒松の実、黒カリン)が練りこまれています。

各種ビタミン・ミネラル類を含みヘルシーな食材です。

 

また、一番人気の『あずき』味に使われている餡(あん)北海道産の小豆を使用したもので、

スタッフの本並(もとなみ)慶子さんによると「宮内庁も御用達のお店から仕入れている」とのこと。

控えめな甘さと上品な豆の味が、黒五の生地とベストマッチです。

 

180℃で1尾ずつ焼かれたたい焼きはきつね色でパリッとした外皮。

焼きたてなので中の具までアツアツでした。

 

 

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▲"黒五"が入っているためか、冷めてもおいしい生地でした

 

 

 

味は定番の『あずき』など6種

ユニークな『カレー』味もあり

 

 

種類は『あずき』のほか、『カスタード』『豆乳ミルク』『カレー』『チョコレート』『キャベツ』が

あります(いずれも1尾 150円)。

ユニークな商品が多いですが、これらのうち『チョコレート』と『カレー』はお客さんの

リクエストから生まれたのだとか。

ちなみに、現在7種類目の味を開発中らしいですよ。

 

 

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▲尻尾までタップリ入った具が、うすめの生地から透けて見えます

 

珍しいので『カレー』と『キャベツ』を食べてみました。『カレー』はカレーパンのたい焼き版

といった感じで、辛さひかえめのカレーが中に入っています。

コレ、意外とハマる組み合わせでした。

 

『キャベツ』のほうはソースとマヨネーズをからませたもので、ちょっとお好み焼きみたいな感じ。

キャベツの甘みとシャキシャキした歯ごたえがおいしい一品です。

 

 

 

今年はたい焼きが生まれて100年になるのだとか。

たい焼きの進化を感じながら『まめや』のたい焼きを食べてみるのも面白そうです。

 

 

 

天然たい焼き まめや

住所:堺市美原区北余部469-6

最寄り駅:南海高野線『萩原天神』(徒歩15分)

電話:072-361-2301

営業時間:10:3020:00(売切れ次第閉店)

定休日:火曜日(祝日なら翌水曜日)

 

 

 

日本料理の良さをあらためて実感『よしの』

新鮮な魚介類と四季折々の恵みを織り込んだ煮物、焼き物などの料理。
彩りや盛り付けにも気が配られ、舌だけでなく目でも楽しめる。
日本料理にはそんなイメージがありますよね。

先日、そのイメージどおりの日本料理が味わえる『よしの』に行ってきました。

駐車場完備で大型のお店が点在する国道310号線沿いにあり、福田交差点やバス停『福町』のすぐ近くです。

 

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▲お店の周辺には約50台分の駐車場を完備

 

 

食べる芸術品のような料理が

10皿前後並ぶ会席メニュー

 

同店は創業38年になる大型の日本料理店です。

お店の扉をくぐるとカウンター、テーブル席、お座敷、そして生け簀()のある広い店内が目に飛び込んできました。約55席あり、さらに2階にもお座敷があるので、大人数のときもじゅうぶんに対応してもらえます。

 

この日のお料理は『よしの』(10,500円)という会席料理でした。店名を冠しているだけあって、色鮮やかで豪華な品々はまさに垂涎(すいぜん)もの。季節の魚を使ったお寿司、お刺身に天ぷら、土瓶蒸し、お鍋、そして煮物など10品を数える料理が出てきました。

 

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▲季節に応じてメニュー内容は変動します

 

旬の食材が使われているだけでなく、柿を器にした一品があったり、モミジの葉が散らしてあったりと、随所に秋らしい演出もされていました。

 

 

リーズナブルなランチもあり

新鮮な季節の料理に舌鼓

 

同店のこだわりは"新鮮さ"だそうです。店内に生け簀があり、そこで泳いでいた魚がお刺身やお寿司になって出てくるのですから、新鮮そのものですよね。

旬の食材が使用されているので、おいしいばかりでなく、同じメニューでも季節によって素材が違うので飽きが来ないのもいいですね。

 

なお、自宅からお店まで送迎してくれるバスや配達のサービスを無料で実施されているそうなので、こちらも重宝しそうです。

 

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▲和風の音楽が流れる雅で落ちついた店内

 

同店ではお昼どきもオープンしており、『寿司定食』(1,050円~)などリーズナブルな値段で『よしの』の食事を楽しむことができます。寿司、一品、汁物などはもちろん、定食もおいしそう。冠婚葬祭に限らずふだんから通ってしまえるお店です。

 

 

日本料理 よしの

住所:堺市中区福田432-10

最寄り駅:南海高野線『北野田』(徒歩20分)

電話:072-234-0666

営業時間:10:0022:00

定休日:なし

ダチョウ料理のあるカフェレストラン『MACHⅢ』

美味しくて健康的な

ダチョウ料理はいかが?

 

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▲ダチョウの玉子の目玉焼き。白身はゼラチン質が多く淡泊、黄身は烏骨鶏並みに濃く味も濃厚。左上に小さく見えているのが鶏卵の玉子。

 

 

皆さんはダチョウ料理を食べたことがありますか?

耳慣れない食材であり、扱っているお店も少ないため、想像がつく方は少ないと思います。

「珍しい料理なら一度食べてみたい。いったいどんな味がするんだろう?」

と、エキゾチックな味わいを期待した人は、良い意味で肩すかしを食らうでしょう。

 

ダチョウ肉の味は鶏肉よりサッパリした正統派の美味しさ。

どんな料理にもできるクセのない味で、ステーキはもちろん、

肉質が柔らかいので刺身で食べることもできます。

 

ヘルシーな食材でもあり、牛肉と比べ脂肪分は15分の1。

コレステロールは3割低く、高タンパク低カロリー。

鉄分も多いので貧血気味の方にもオススメです。

 

そんなダチョウ肉料理のパイオニアといえるお店が、今回お伺いした『カフェレストランMACHⅢ』

ここではダチョウステーキのほか、ダチョウカツやハンバーグ、サンドウィッチ、ハンバーガー、カレーなどなど、様々なダチョウ肉メニューを楽しむことができます。

 

 

 

ここでしか食べられない

名物メニューの数々

 

これらの中でも要注目のメニューがダチョウの卵の目玉焼き。

鶏卵およそ30個分、ホットプレートいっぱいに広がる目玉焼きはインパクト充分。

1週間前からの要予約制でお代は1万円。少し高いと思われるかもしれませんが、

卵1個で5~10人前あるので、大勢集まってワリカンで食べれば1人あたりの出費はさほどかかりません。

 

もう1つが、ダチョウ肉ハンバーガーこと『堺バーガー』(ポテト・ドリンク付きで1500円)。

土曜日のみ5個だけの限定メニュー。「打倒、佐世保バーガー。

そして堺の名物料理に」と願いのこもった自信作です。

 

そしてもう1つが同店の看板メニューでもある『白いカレー』(700円)。

本日はこれとアイスコーヒー(380円)をいただきました。

 

写真のとおり、見た目は白く爽やかで、ココナッツミルクをベースにしているので口当たりもマイルド。サッパリしたダチョウ肉も良いアクセントになっています。

 

しかし食べ進めていくと、後から香辛料の味が出てきてピリリと辛くなっていきます。最初は甘く、時間がたつにつれ辛くなる。でも一度試すと病みつきになる。

 

マスターの渡辺一二三さんはこれを「初恋の味ですよ」と表現しています。

 

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▲ミニサラダ付が付く白いカレー。ダチョウ肉をたっぷり味わいたいならトッピングのダチョウカツ(500円)を追加しよう。

 

 

名物料理だけでなく

のんびりお茶を飲むにも最適

 

これらユニークメニューが注目され、MACHⅢは

今まで何度も雑誌やテレビで紹介されてきましたが、決して騒々しい店というわけではありません。

 

珍しい料理の他にも、パスタやランチなど一般的なカフェレストランで食べられるフードメニューも充実。お店の造りもログハウス調の外観で、店内は木をふんだんに使った天井の高い落ち着きのあるスペースで癒しの効果も満点。

リラックスして、コーヒーだけを楽しみに来るお客さんもたくさんいます。

 

のんびり休憩に来るもよし、親しい人達を誘ってワイワイ食べるのもよしの、お手軽に楽しめるお店です。

 

お店は夜まで開いていて、貸し切りもOK。アルコール類も置いてあるので、これからのシーズンだと忘年会や新年会にもピッタリ。

その際にはダチョウ肉と水菜を使ったハリハリ鍋風の『堺鍋』(2980円)をぜひどうぞ。

 

 

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▲大きな目立つ看板とログハウス風の建物。そしてバイク好きとして知られるマスターが所有するレアものバイクが目印。

 

カフェレストラン MACHⅢ

 

住所:大阪府堺市美原区北余部4696

最寄り駅:南海高野線『萩原天神』(徒歩12分)

電話:072-361-3171

営業時間:8時00分~2200分(ラストオーダー21時)

定休日:第1火曜日とその翌日

自家製パン&コーヒーとおしゃべりを楽しむ『カフェテラス蘭館(らんかん)』

"お茶する"という言葉があります。しかし実際は"おしゃべりする"のがメインで、

紅茶やコーヒーを楽しむのはその合間......というケースがほとんどです。

 

そんな"おしゃべりしたい"ときにピッタリなのが『カフェテラス蘭館』。

お店さん自身が『おしゃべりの楽しめる店』とうたっているだけあって、とっても居心地が良いんです。

 

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▲空中回廊で北野田駅に直結の『ベルヒル』2Fにあり便利な立地

 

 

おいしいコーヒーやケーキを味わい

楽しいおしゃべりができる空間

 

中国の故事に出てくる庭園『蘭亭』にちなんで命名されたという同店は

「ゆっくりしゃべれる空間」がコンセプト、と山本大助店長。

隣接する文化ホールでのイベント帰りに立ち寄っておしゃべりを楽しまれる方も多いそうです。

 

蘭館のいちばんのウリはコーヒーです(Bestコーヒー 420円、ほか)。

良質な生豆を直焙煎して淹れたコーヒーは、上質でしっかりとしたお味でした。

やや濃い目なので、ケーキとの相性もバツグンです。

 

注文を受けてから豆をひき、手立てする『天使のコーヒー』(500円)もあるので、

さらにおいしいコーヒーがほしいときにはこちらをどうぞ。

 

ちなみに、コーヒーと一緒に食べたケーキは『熊本栗のモンブラン』(440円)です。

熊本産の栗をはじめ数種の栗が粒やクリームになって入っているモンブランで、

やや抑え目の甘さと複雑に主張する栗の織りなす味が絶品。同店一番人気のケーキというのにも納得でした。

 

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▲『ニューヨークチーズケーキ』(1切 370円)と迷いましたが......

 

 

毎朝お店で焼きたてのパンを提供

いろいろ食べたいときはバイキングで

 

蘭館北野田店のもうひとつの楽しみは、焼きたてのパンです。

朝からお店で発酵させて焼く本格派で、自家製ならではのお味が堪能できます。

惣菜パンから菓子パンまで、フランスパンタイプ、デニッシュタイプなど生地の種類もいろいろ。

小さめのサイズなのでついついたくさん注文してしまうパンたちが毎日20種類ちかく並びます。

 

この特製パンが、11:0014:00のランチタイム限定で食べ放題になります。

『グリムSet』(680円、コーヒーまたは紅茶付き)というメニューがそれで、リーズナブル。

今度、お腹をすかせて食べに来ようと思います。

 

また、水曜日はミニパン半額デーで1個50円、5個なら200円になるので、

お持ち帰りならこちらが狙い目かもしれません。

 

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▲『蘭館』店舗のうち焼きたてパンが食べられるのは同店ほか数店のみ

 

そういえば、クリスマスが近づいてきましたね。同店ではクリスマスケーキを予約すると、予約特典としてドリンク券とコーヒー豆または紅茶がプレゼントしてもらえるそうです(12/20まで)。かなり魅力的なこの企画、覚えておいて損はないと思います。

 

 

カフェテラス蘭館 北野田店

住所:堺市東区北野田1084-209

最寄り駅:南海高野線『北野田』(徒歩5分)

電話:072-235-5509

営業時間:9:0021:00

定休日:1/1

 

おいしいコーヒーを飲みながらホッとできる『コーヒー畑』

先日またおいしいコーヒー屋さんに出合ったので紹介したいと思います。

その名も『コーヒー畑』というお店で、泉北高速鉄道深井駅のすぐ近く。

深井には北野田や草尾の方面からもバス1本で行けるので楽ですよ。

 

マスターの長栄俊一郎さんが料理好きなので、実は食べ物もおいしいカフェです。

曜日ごとに営業時間や内容が異なり、火~木は"日替わりご飯あり"、

金・土は"夜カフェ"、日・祝は"モーニングあり"となっています。

 

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▲店内はマスターや常連さんの趣味のモノがあちこちに

 

 

また飲みたくなる本格派コーヒー

『今月の限定コーヒー』もオススメ

 

『深井で一番小さなカフェ』を自称する同店。入り口はちょっと見つけにくいかもしれないので、

通り過ぎないよう注意してください。

中に入れば、ひとりでお店を切り盛りするマスターがカウンターで迎えてくれます。

 

ホットコーヒー(『コーヒー畑ブレンド』400円)を注文すると、

濃さなどコーヒーの好みを訊かれたので、濃い目にしてもらいました。

 

目の前でミルで豆をひき、淹()れ方を説明しながらドリップしていただけました。

口にすると香ばしさが口の中に広がり、冷えた体が温まります。

 

飲んだ瞬間だけではなくその後もしばらく広がる深い味わいが、

ちゃんと淹れられたコーヒーの特徴なのかなと思いました。

 

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▲定期的にコーヒーの淹れ方教室を開催

 

マスターにおいしさの秘訣を聞いてみると"新鮮な豆"を"焼きたて"・"ひきたて"で淹れることだそうで、さらに飲む人の好みや飲むタイミングなども考慮するのだとか。ただし、堅苦しくなってしまうのは禁物。

「こだわりすぎたら本質がずれてしまう。普通においしくないと」とのことです。

 

 

「その時のベスト」が信条

野菜から手づくりしたフードメニュー

 

フードメニューは、一番人気という『オムドライカレー』(850円)にしました。

ちょっぴりピリ辛なドライカレーを玉子焼きで包んだものに、

サラダと味噌汁が付いたセットです。素材の良さが引き出されていて「さすが」といった味でした。

サラダの一部やドライカレーのパプリカなどは家庭菜園でとれた自家製の野菜が使われており、

料理がさらにおいしいものになっていました。

 

 

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▲食後やお持ち帰りには塩味がアクセントの手づくりクッキーがオススメ

 

ところで、『コーヒー畑』には裏メニュー的なものがあります。

マスターや一部の常連さんの趣味は"釣り"ということで、

魚が見事に釣れたとき限定の料理が出ることがあるんです。

もちろん、数量限定。『お魚メール会員』に登録している人にだけ情報が行くのだそうです。

 

同店はお客さんとの距離が近いという点も大きな特徴です。

実はネームプレートや調度品の一部、絵などはお客さんの作品なのだとか。

 

さらに、手づくり雑貨を委託販売できるコーナーがあったり、

時にはお店全体がイベント会場になったりすることも。

通えば通うほどもっと楽しくなりそうな、友達の家のようなお店です。

 

 

Tenderly Cafe コーヒー畑

住所:堺市中区深井東町3015

最寄り駅:泉北高速線深井駅(徒歩10分)

電話:072-281-5086

営業時間:

 火曜日、水曜日、木曜日 10:0020:00

 金曜日、土曜日 12:0023:00

 日曜日、祝日 9:0019:00

定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、第3火曜日

 

ここでしか食べられない銘菓を『捨次朗庵(ふてじろうあん)』

2009年、テレビで頻繁に取り上げられたブレイク寸前の新感覚和菓子

『みかん大福』をご存じでしょうか?

 

そのみかん大福を5年も前からつくって売っていた和菓子屋さんを見つけました。

『捨次朗庵』と書いて『ふてじろうあん』。場所は富田林市、

最寄り駅は南海大阪狭山市駅で、堺市東区なら電車や車ですぐのところにあります。

駅からも徒歩約5分と近いです。

 

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▲親しみやすいお人柄の店主夫妻が出迎えてくれます

 

 

実力とアイディアを兼備

地元の人気と信頼を得た味

 

お店に入ると、向かって左側は陳列・販売スペース、右側は喫茶スペースになっていました。

喫茶では、購入したお菓子をお茶といっしょに食べられるほか、

『白玉ぜんざい』(550円)や『クリームあんみつ』(550円、夏季限定)といった

専用メニューを注文することもできるそうです。

 

捨次朗庵は和菓子職人である安井英之さんが33年前に独立して以来、

和菓子一筋で続けてこられたお店。

 

伝統的な上生菓子もアイディア光る創作菓子もバランスよく作られています。

材料、特に和菓子の命である米や小豆は吟味を重ねたものを使用し、

全部手づくりした商品を提供するのがこだわりです。

 

また、『さやまの桜』と『廿山(つづやま)』は「地元のお菓子を」という

リクエストを受けて開発されたものだそうです。

 

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▲慣れた手つきでみかん大福が次々と完成

 

 

季節の幸を生かし

上品な和菓子に昇華

 

今回は『みかん大福』(210円)、『さやまの桜』(137円)、『山の恵み』(221円)という

捨次朗庵ならではの和菓子を買って帰ることにしました。

 

ちなみに、『みかん大福』も、栗を使う『山の恵み』も秋~冬限定の品です。

同店では年中フルーツ大福があり、

時季によってみかん→イチゴ→梅→トマト→ブドウと中身が変わるのだということです。

 

『みかん大福』はやわらかい求肥(ぎゅうひ)に小ぶりなみかんが丸ごと包まれていてジューシー。

甘味と酸味のコラボレーションが絶妙で、イチゴ大福に勝るとも劣らない魅力的な一品でした。

 

『さやまの桜』はモナカです。皮に桜葉の粉末が混ぜられているので桜の香りがします。

餡はレモン風味の白餡。これは様々な餡で試行錯誤をした結果たどりついた、

唯一桜風味の皮にマッチする餡なのだそう。甘酸っぱい味がユニークで、

後口までおいしいモナカでした。なお、『さやまの桜』は通常の皮&つぶ餡のバージョンもあります。

 

『山の恵み』は裏ごしした栗に渋皮つきの栗が包まれたお菓子で、

栗のおいしさが最大限引き出された感じの味わいです。上品な甘さが印象的でした。

 

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▲どのお菓子も個性があります

 

季節限定の商品も多い同店。定期的に通いたくなるお店でした。

 

 

御菓子司 捨次朗庵(ふてじろうあん)

住所:富田林市大字加太1-5-1

最寄り駅:南海高野線『大阪狭山市』(徒歩5分)

電話:072-365-6800

営業時間:9:0020:00

定休日:水曜日

長屋でいただくヘルシーランチ『Cafe de Ane(カフェ・ド・アーヌ)』

食事って、舌だけでなく五感を総動員して楽しむものだと思います。

料理の味や香りはもちろん、盛り付けや色彩、調度品や音楽といった環境も影響しますよね。

 

スタイリッシュな空間でクールに行くのもいいし、

ちょっとレトロな感じで和みながら食べたい気分のときもあるし......。

 

もし後者なら、この間行ったカフェがピッタリの雰囲気でしたよ。

南野田にある穴場的なお店『Cafe de Ane(カフェ・ド・アーヌ)』さんです。

 

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▲フランス語の店名ながら純和風なお店はちょっと意外!?

 

 

レトロおしゃれでかわいいお店

なんだか懐かしい気分に

 

南海高野線の『狭山』駅を降りて太満池(たいまいけ)沿いに東へ進み、

池を越えた先の三叉路を北に向かうと到着します。

ちょっとした暖簾と黒板が出ているだけなので、

初めてのときは左手に注意して歩いたほうがいいかもしれません。

 

昭和に建てられた長屋の住居を中も外もほとんどそのまま利用されているため、

まさにお店ではなくお家気分。オーナーさんの人柄も手伝って

「友達の家で手料理をごちそうになっている」みたいに感じるお客さんも多いようです。

 

お客さんは友達の紹介で訪れる地元の20代~50代女性が多いのだとか。

穏やかな時間と空間のなかでゆっくりと食事やおしゃべりを楽しめます。

 

畳やアンティーク家具、右から左に文字の書かれたポスターにレトロな食器――

とオーナーが集めた"昭和"なモノでいっぱいの店内ですが、

食器の販売もしているそうです。

 

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▲玄関でスリッパに履き替えて入店します

 

 

メニューは訪れてからのお楽しみ

一球入魂の料理に舌鼓を

 

食事メニューは『ランチ』(900円)1種類のみ。スープ、サラダに前菜とメイン、

そして玄米ご飯の構成で、おかずの内容は日によって異なるそうです。

 

ちなみにこの日は『チキンと野菜のコンソメスープ』『りんごと水菜とくるみのサラダ』『ローストビーフ・たことブロッコリーのトマトソース』『エビと野菜のコーンミールフライ』。

「思いつき」で作るというメニューはどれもユニークな逸品でした。

 

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▲座席や食材の関係から「予約推奨」とのことです

 

同店のランチはコース式になっていて一皿ずつ出てくるので、

温かいものを温かいうちにいただけます。

 

また、料理は「手づくりでバランスいいものを」心がけているのだそう。

野菜が中心なことも含め、ヘルシーなのも嬉しい点です。

 

なお、食後のコーヒー(プラス250円)や『本日のデザート』もあります。

 

思わず友達に紹介してしまう素敵なお店『Cafe de Ane』、あなたも訪ねてみませんか?

 

 

Cafe de Ane(カフェ・ド・アーヌ)

住所:堺市東区南野田661

最寄り駅:南海高野線『狭山』(徒歩15分)

電話:072-235-7510

営業時間:11:3016:00(ランチ~15:00)

定休日:土曜日、日曜日(第1日曜日を除く)、第3水曜日

大仙公園横にあるピザ屋さんはお勧め!

数年前から通いつめていますが、石窯で焼くモッツァレラチーズの
ピザが絶品です。

一品料理も豊富にそろっていて、ワインがほしくなります。
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店内の小物も凝っていて、レトロ好きの方は是非一度。
ピッツァ食堂 ウイングチップ

堺市堺区大仙中町8-2072-245-7735
平日 :11:30~14:00 17:00~22:30(ラストオーダー)
土日祝 :11:30~22:30(ラストオーダー)
定休 :月曜(祝日の場合は翌火曜)

グルメ・ケーキ屋さん

リーズナブルな価格と多種のケーキが揃う

FRESH CAKES「愛之助」
ここのお勧めは耳付きロールで、

会社で女の子達に「これ~♪おいし~い~♪」と絶賛でした。

みみつ~1.GIF

白い壁がとても可愛い印象のケーキ屋さん。cake
店内も白い壁と貴重として可愛らしい商品ディスプレイが楽しいお店です。

愛之助~1.GIF

 

ココからは、女の子に感想を書いてもらいました。↓↓↓↓↓↓↓

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お勧めは「耳付きロール」
しっとりモチモチした生地が軽いタッチで、

スポンジの中にはあふれんばかりのクリームがギッシリと詰まっていて、クリーミィ。
ロールケーキは、クリームが命と思っていたけれど、

「耳付きロール」はスポンジのモチモチ感としっとり感が最高に美味しかった。
630円と買いやすい価格設定が嬉しいです。

伝言「又、買ってきて下さい。」一同より

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プレーンに加えて、紅茶と抹茶など3種が味わえます。
上野芝付近にお住まいのお客様に聞くと10件中8件の方が「愛之助ファン」とか。。。納得♪

お昼過ぎると売り切れになるので、お店の方へ

次の焼き上がり時間を確認した方がよいかと思います。

小さいお店で多いのは種類が少なく、同じものが沢山並んでいる所が多い中、

ショーケースには、ロールケーキやショートケーキ、ホールケーキなどが並び、

小さいショーケースの割に、少しづつ並んでいるのは、とても女の子心をくすぐります。
プリン・生クリームを使ったケーキ・チーズケーキ・チョコレートのケーキなど定番類はそろっています。
サイズは小ぶりで、価格もリーズナブルなので数種類を買いたくなります。

 

(イチゴショート)

イチゴ~1.GIF

 

(もちもちクレープ)

もちも~1.GIF

「ちょっと、お茶にケーキでも。」と気軽に通えるお店です。

お誕生日などのキャラケーキなども扱っていて、注文もOK!
(見本帳の写真がある。)

 


■住所:堺市西区北条町1-15-13 
■TEL:072-277-8404 
■営業時間:10:00~20:00 
■休み:水曜日

キャロット(洋食屋さん)

 

現地から「なかもず」へ向う途中にあるのが洋食屋さん「キャロット」です。

ココで店の名前やモノにさん付けで呼ぶのは変でしょうか?

大阪では「おばちゃんしか言わへん。」とか「京都だけ違うの?」とか変な目で見られます。

 

しかし、私は普通に「さん」をつけます。

後、煮物=炊いたん・焼物=焼いたん、と言います。

本題に戻りまして、こじんまりとした店内は昔ながらの洋食屋さんの雰囲気と店の

真ん中にデンっと陣取るbudweiserのドリンククーラーがなんともレトロを

かもし出し良い雰囲気です。note

 

気に入ったのはスープ!

たまねぎやジャガイモの味がキチンと味わえる本物です。

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おすすめ!を注文し、周りを見渡せばお一人様の

男性が3人・グループ人2組と平日の午後2時にしてはお客様が多い。

仕事中っぽい感じですが、「タクシーの運ちゃんやお一人様が多い店は美味い!」が

マイ定義でしてアタリでした。

 

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メニューも多いので家族でも良いかも。delicious

 

キャ.gif

 

キャロ~1.GIF

 

美乃屋

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懐石料理、定食、一品料理などメニューが豊富!!
ボリューム満点なのにとってもリーズナブルなお値段も嬉しいです。
店内には生け簀もあって、新鮮なお魚が食べられます。 fish
 
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riceball美乃屋
住所:堺市東区大美野8-3
TEL:072-237-7605

カフェレストラン マッハⅢ

 

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西で初めてダチョウ料理を出したレストランです。 restaurant
オススメはズバリ「白いカレー」!!
シチューのような見た目なのに、しっかり辛いんです。
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店長さんはとてもおもしろい方で、料理を持って来て頂いた際に
「正直な人にはルーが透明で見えないん ですけど、見えますか?」
と聞かれ「見えません。」と 答えると「あなたはうそつきです。」と言われました(笑) coldsweats01
 
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住所
美原区北余部469-6
TEL
072-361-3171
営業時間
8:00~22:00
定休日
水曜日、第一火曜日
駐車場あり

Pinponpan (ぴんぽんパン)

 

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毎週木曜日に北野田の草木手染毛糸の店「あけび」 さんのガレージで販売しています。
(あけびさんのお店は3月で閉店しました。)
 
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自家製の野菜とハーブを使って防腐剤や人口着色料などの添加物を一切使用せず、
天然塩、アルカリイオ ン水、無添加バター等の厳選した材料を使用し、
体に やさしいパン造りをしているお店です。
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季節を感じることのできるパンやお菓子をお楽しみいただけます★
 
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breadぴんぽんパン工房
TEL:090-9161-7476

パティスリ- オートン ドゥース

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cakeパティスリ- オートン ドゥース
住所    堺市東区丈六93-5 プロムナード1F
       ※南海高野線北野田駅から北へ400m
       登美丘東小学校の東側
TEL    072-235-7199
オープン 10:00~20:00
駐車場  1台
定休日  月曜日
 
 

羊の家

 

 
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ハンバーグ、パスタなどの洋食のお店「羊の家」。
 
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 ベルヒル北野田の2Fにあります。店内はとってもオシャレです!
カウンター内のガラス棚には
洋酒のボトルが並んでいて、スタイリッシュなバーのよう★
焼きたてのパンや、手作りハンバーグは絶品です!!
食後には見た目にも鮮やかなケーキを
いただきました。店内だけでなく、料理の一つ一つが素敵です!

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料理長の山本さんはとても気さくで楽しい方でした。お客さんとのコミュニケーションも大切にされていて、

どの時間帯に来てもとってもいい雰囲気でお食事ができるお店です。

フジのスタッフもオススメのお店なので、ぜひ行ってみてください★

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営業時間
ランチ    11:30~14:00
カフェ   14:00~17:00
ディナー  17:00~21:00
 
住所   大阪府堺市東区北野田1084
      ベルヒル北野田 文化ホール内2階
TEL    072-234-9939
定休日  水曜日(祝日は営業)
パーティー
飲み放題付4000コース
結婚式2次会や歓送迎会、誕生日にも★  

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