海外からも注目された大浜公園の『猿山』
大型ショッピングモールでにぎわう南海堺駅ですが、
そこから10分ほど歩いてみると、緑豊かな四季折々の花々が目を楽しませてくれます。
龍女神像を横目に、海を眺めて歩いていると、道の先にアーチがあらわれます。
そこが、堺でもっとも長い歴史を持つ公園である『大浜公園』です。
▲車道から一歩中に入れば、落ち着いた雰囲気に包まれます
市民のプレゼントから生まれた
アカゲザルたちの楽園
広大な敷地と充実した設備で市民から親しまれる大浜公園。
都会の喧騒から離れ、森林浴に出かけるにはもってこいの場所です。
さまざまな見所があるこの公園ですが、
今回は公園施設としては実に珍しい『猿山』をご紹介したいと思います。
1937年に堺市民の方からアカゲザル25匹が贈られてきたのがきっかけで、
現在は50匹ほどの猿が、池に囲まれた猿山で生活を営んでいます。
緑生い茂る大浜公園の中であることと、動物園のように、
周囲に人がにぎわっていたりしないせいか、
猿たちもリラックスしていて、どこかのんびりとした様子。
かわいい小猿の水遊びや、やんちゃな猿たちによる
アクロバティックな追いかけっこを存分に楽しむことができます。
![]()
▲猿山の猿たち。ときおり見せる人間っぽい仕草には驚かされます
どこか人間社会を思わせる猿山には
なんと"メタボ"な猿の姿も
小猿がいじめられていれば大猿が走って助けに来て、
若い猿のカップルがいるかと思えば、年寄りの猿が孫に耳掃除をしてもらっていて......。
まるで人間社会のミニチュアを見ているような光景が広がる猿山ですが、
海外のメディアで大々的に報じられ、一時期話題になった猿がいます。
その名も"メタボ猿"。ひと目見ていただければわかると思いますが、
何段にも重なった腹と、ずんぐりとした体格は迫力満点。
アカゲザルの平均体重は雄でも11キロ前後なのだそうですが、
ここの猿たちの中には15キロを超えるような巨漢が5頭もいるそうです。
そのうち1頭は30キロ近くあったそうで、いかに規格外の存在であるかがわかるかと思います。
▲ "メタボ猿"の迫力は、ぜひ生で見ていただきたいです
この"メタボ猿"が生まれたのは、私たち人間側に理由があります。
この猿山の周囲には、ガラスや金網などによる壁がありません。
お客さんの中にはエサを投げ入れる方もいます。
「大きい猿に餌をとられちゃう小さい猿を見ているとかわいそうで」という理由で、
小さい猿が餌にありつけるまで、いくらでも餌を投げる客が増えてくることで、
食べ過ぎの"メタボ猿"が誕生してしまったそうです。
昨年からは、食事制限などでカロリーを6割カットしているそうですが、
それでも、ダイエットの決め手にはなっていません。
食べすぎが良くないのは、人間も猿も同じこと。
今年度中にも金網の設置などを含む改修を計画中とのことですが、
一人一人がマナーを守ることで、健康な猿たちの姿を見続けられるようにしたいものです。
大浜公園
住所:大阪府堺市大浜北町4・5丁
電話:072-232-1489
日時: 2008年10月10日 18:39 | パーマリンク






















































































































